和菓子職人が表現した『織姫』 7月7日に作ったのは…「日本に生まれてよかった」
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和菓子職人
三宅正晃
栃木県真岡市にある『御菓子司紅谷三宅』の2代目店主を務める、動物をかたどった練切を得意とする和菓子職人。1級菓子製造技能士(和菓子)、製菓衛生師。
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2025年7月7日は、七夕でした。
織姫と彦星が天の川を渡り、1年に一度だけ出会えるという、ロマンティックな夜として知られていますよね。
同日、そんな七夕にちなんだ1枚を公開したのは、栃木県真岡市で和菓子店『御菓子司 紅谷三宅』を営んでいる、三宅正晃(@beniyamiyake)さん。
「七夕を表現した上生菓子」とし、自作の上生菓子を5つ披露しました。
上生菓子は生菓子の一種で、特に上等な生菓子のことを指します。
「まさに食べられるアート」「美しすぎて、食べるのがもったいない」など称賛の声が上がった写真がこちら!
天の川や織姫など…七夕でおなじみのモチーフがずらり…!
色鮮やかな5つの上生菓子を見ているだけで、1年に一度の七夕を大満喫できそうですよね。
また、織姫には『織女(しゅくじょ)』、彦星には『牽牛(けんぎゅう)』という別名があります。
『織姫』はそのまま表記されているのに対し、『彦星』の札は別名で書かれているのもまた、趣深いですね。
三宅さんが生み出した、まるで芸術作品のような上生菓子には、このような声が上がっています。
・美しいです…。食べてみたい。
・願いの糸、いいデザインだなぁ。
・粋で素敵!日本に生まれてよかった。
・笹の葉の、葉脈のグラデーションもすごい。
三宅さんは以前、見ているだけで涼を取れそうな、海洋生物たちをモチーフにした和菓子を作っていました。
三宅さんの作る、さまざまな和菓子を眺めながら、クーラーの効いた自宅で涼むのも、『快適な夏の過ごし方』の1つでしょう!
[文・構成/grape編集部]