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ラジオリスナーも絶賛!南壽あさ子の透き通った美声に、心を救われる

By - grape編集部  公開:  更新:

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音を通じて人々の心を動かすラジオ。その中で、ひとつの曲が多くのリスナーを引き寄せ、話題を呼んでいます。

透明感がありながら温かい歌声は、スッと心に入ってきて、聴き手の心を響かせます。

耳が肥えたラジオリスナーの多くを魅了した美声を、耳を澄ませてお聴きください。

60秒の『ふるさと』

今回ラジオを中心に話題になった曲はなんと東京ガスのCM。それでも、リスナーからは感動のコメントが寄せられました。

  • 秀作。朝聴くと元気な一日を送れるそんな曲。
  • 音楽がめちゃめちゃ素敵じゃん。誰だこの歌。
  • 東京ガスのコマソン、めっちゃ良いグッとくる泣ける。

この美しい声の持ち主は、シンガーソングライターの南壽あさ子(なすあさこ)さん。ピアノの弾き唄いで2013年にメジャーデビューし、人気を集めています。

なぜCM曲にこれほどの反響があったのか…。南壽さんにお話を聞かせていただきました。

きっかけは1枚の原稿用紙

――この楽曲提供に至るまでの経緯を教えてください。

まず、前からお付き合いのあった、コピーライターの武田さとみさんから「CMソングを作ってくれないか」と言われました。彼女が書いた詞は、ラジオCMの原稿を書く、マス目のある用紙に手書きで送っていただきました。

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武田さんの手書きの歌詞を読んで「今日はなにになろう、明日はなにになろう」という言葉に、自分のことと重ね合わせました。小さい頃は「なにになろう」と考えますけど、大人になると、そういう考えは薄れていく気がします。その言葉にハッとしたので、歌詞をいただいた去年の冬、旅に持ってきていた小さいおもちゃのピアノを使って曲を作り始めました。

心がけたのは「すき間感」

――作曲をするにあたって、特に気にしたことはなんですか?

短い時間の中で抑揚を出しながら、きれいなメロディで曲のメッセージを伝えたいと思いました。音をなるべく少なくして、コマーシャルなのに押し付けない、みんなが普段見いだせない「すき間感」を感じてもらえたらいいなということを意識して作りました。

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――この曲を聴いているとなんだか懐かしさを感じます

ありがとうございます。私の子どもの頃の記憶で、毎日夜5時になると「遠き山に日は落ちて」のチャイムが流れていたのですが、夕暮れの感じと「一日が終わる」気持ちが相まって、切ない気持ちになったことを強く覚えています。音楽を聴いていいなと思ったとき、どこかキュンと胸が締め付けられるような感覚になるようなものが多かったりします。

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なので、テクニックとかコードがどうとかは別として、メロディーとその言葉の組み合わせというところでは、自分の納得するポイントがそこにある…。つまり、自分で聴いていて切なくなるもの、胸がギュッとなるようなものを選んでいるような気がします。

感じるままに聴いてほしい

――今回はアニメーションをそえて、動画が配信されますが、これから初めて聴く人に何かメッセージは?

歌の世界を通して、自分を見つめ直したり、「明日はなにになろう」と考えてもらえたらいいなと思います。アニメーションの中では、FOGHORNの若井麻奈美さんが作ってくれたかわいいキャラクターが出てきます。

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歌に込めた想いが擬人化されたキャラクターなので、東京ガスの気持ちを伝えるという意味でも、より伝わりやすくなっていると思います。

また、ラジオで流す曲ができてから「フルバージョンを作りたい」と無理を言って、スタジオで武田さんと一緒に歌詞を考えて完成させました。フルバージョンの曲はハイレゾ配信されているので、CMで気に入ってくれたら、フルでこの曲の世界を味わっていただければと思います。

――あらゆる場所で音が満ち溢れている中、選びすぐりの音で、丁寧に歌詞のメッセージを伝える南壽さん…。みなさんも、彼女の優しい歌声に包まれてみませんか?

提供
東京ガスコミュニケーションズ株式会社 

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