住宅街で花火を見るおばあちゃん、手には『家族の写真』 後ろ姿に「涙腺崩壊した」
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- 協力
- @ta2funk






夏の風物詩の1つとして、古くから親しまれている花火。
家族や恋人、友人など、大切な人と一緒に見た記憶は、何年経っても素敵な思い出として残っているかもしれません。
2024年8月、岐阜県岐阜市で開催された『ぎふ長良川花火大会』を訪れたのは、写真家の伊藤達紀(@ta2funk)さん。
マニアックな撮影場所を探し回っていたところ、1人の高齢女性と出会いました。
住宅街から少しだけ覗く花火を、じっと見つめる女性。
その姿に「胸が締め付けられた」という伊藤さんは、そっとシャッターを切りました。
夜空に浮かび上がる、鮮やかな花火を見つめる女性。手には、家族の写真を持っていたそうです。
表情は分からないものの、後ろ姿からは、いろいろな想いを胸に抱えていることが伝わってくるでしょう。
撮影しているうちに、伊藤さんは自然と涙があふれ出てしまったとか。
投稿された1枚には、Xで10万件近くの『いいね』が寄せられ、多くの人の心を打ちました。
・胸が締め付けられる。素敵な写真ですね。
・心が動く1枚。どんな思いで花火を見ているのか、考えただけで泣けてくる。
・グッとくる1枚。どんなにきれいに撮れた花火よりも素敵。
・切ないけれど、美しい写真。号泣してしまった。
伊藤さんがその後、完成した写真を女性にプレゼントしに行くと、とても喜んでくれたとのこと。SNSへの掲載なども快く許可してくれたといいます。
花火を見つめる人の『想い』まで写した1枚に、多くの人が心を揺さぶられました。
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[文・構成/grape編集部]