両面使ってもOK? まな板の使い分けをプロに聞いてみたら…
公開: 更新:

※写真はイメージ

なんで今まで思いつかなかったんだろう? ゼリーの画期的な作り方に「また作る!」食品の保存や小物の保管に便利な、ジッパー付き保存袋。 筆者の家にも多くのサイズやデザイン、メーカーのものがストックしてあり、用途によって使い分けています。 そんなジッパー付き保存袋が「ゼリー作りに便利」と話題になっている...

画びょうを刺して完成! ペットボトルの蓋をシャワーに変える方法がこちら災害が起きた時でも、水を効率的に使う方法を警視庁警備部災害対策課がXで紹介しています。それが、ペットボトルの蓋を使った『簡易シャワー』の作り方です。
食材を切る時に使用するまな板。表裏同じような見た目をしていますが、正しい向きなどはあるのでしょうか。
まな板の裏表、またその使い分けについてまな板専門サイト『まな板ドットコム』を運営している、ダイト株式会社に取材しました。
同社は、まな板の使い方やお手入れ方法に詳しいプロがいる企業です。
まな板には表裏があるのか
まず、まな板の表裏についてうかがったところ、このような回答がありました。
まな板には両面とも滑り止め加工が施されていますので、一般的には裏表はありません。
滑り止め(シボ)が片面にしかついていないまな板につきましては、シボ側が表になります。
『シボ』というのは、まな板表面につけた細かな凹凸(エンボス/梨地仕上げ)のことです。
『シボ』は包丁や食材が滑りにくくするためについていますので、ついている表側を上にして使います。
木製まな板にはシボ加工などがありませんが、樹脂製と同じく裏表はありません。※
※多くの木製まな板は『両面使える』ように作られています。ただし木目の流れ方や乾燥の仕方によって、そり防止のために『裏』『表』を意識して使うのがよい場合もあります。
※写真はイメージ
表裏がないにしても、まな板には2つの面があります。この2つの面は使い分けるべきなのでしょうか。
同じく『まな板ドットコム』にうかがったところ、このようなアドバイスがありました。
まな板は使い分けするべきものではございませんので、ご使用者さまの使い勝手のよい方法でよろしいかと思います。
使い分けを考えるとしたら、片面は肉や魚、もう片面は野菜などでしょうか。
または、包丁の力加減で表面の傷が変わってくるため、硬い食材と軟らかい食材で分けるといった使い方でしょう。
もし使い分けをするのでしたら、隅に傷をつけるなど、目印で対応してください。
もし、まな板の2つの面を使い分けるのなら、食材の種類や硬さによって選ぶのがよさそうです。
今後まな板を使う際には、本記事で紹介したポイントを参考にしてみてはいかがでしょうか。
[文・取材/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]