ゆずの香りを逃がさない保存方法を用途別に解説!保存のポイントや活用レシピもご紹介
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寿司の正しい保存方法は?おいしく食べるコツもご紹介本記事では、寿司の保存方法をご紹介。常温や冷蔵の保存方法や、冷凍保存は可能であるかについてもまとめました。冷蔵庫に入れると、なぜ固くなってしまうのかについても解説しているため、寿司の保存方法にお悩みの人は、ぜひ参考にしてください。

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秋から冬にかけて旬を迎える黄ゆずのさわやかな香りと上品な酸味は、料理やお菓子、飲み物を一層引き立ててくれます。
そんなゆずですが、ご近所からたくさんおすそ分けしてもらったり、家庭菜園で収穫したりしたものの、「どうやって保存すればよいのだろう」と悩んだ経験はありませんか。
ゆずは、適切な方法で保存すれば、その豊かな風味を長く楽しむことが可能なようです。
本記事では、ゆずの保存方法を解説します。
用途に合わせた便利な冷凍テクニックや簡単レシピまでまとめているため、ゆずを長く楽しみたい人は、本記事の内容をお役立てください。
【常温・冷蔵・冷凍】ゆずの保存方法
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ゆずの保存方法は主に『常温』『冷蔵』『冷凍』の3種類あります。
まずは、それぞれの保存期間の目安を表で比較してみましょう。ご自身の使い方に合った保存方法を見つける参考にしてください。
はじめに、それぞれの保存方法について詳しく解説します。
すぐに使うなら『常温保存』
2〜3日、長くとも1週間以内に使い切る予定なら、手軽な常温保存がおすすめです。
保存する際は、まず1個ずつ新聞紙やキッチンペーパー、ラップなどで優しく包み、風通しのよいところで保存してください。
保存期間の目安は、冷暗所で約1週間のようです。
常温保存する際、暖房の効いた部屋や直射日光が当たる場所は、乾燥が進むため避けましょう。
10日ほどもつ『冷蔵保存』
まとまった数のゆずを、みずみずしい状態で保存したい場合に適した方法が冷蔵保存です。
野菜室で保存することで、乾燥を防ぎながら鮮度を維持しやすくなります。この方法なら、7~10日間保存が可能なようです。
冷蔵保存する際は、洗ったゆずの表面の水分をきれいに拭き取ります。
洗った後は、1個ずつ新聞紙やラップ、キッチンペーパーで包んでからポリ袋や保存袋に入れましょう。
ゆずを長期保存するなら『冷凍保存』
ゆずを長く保存できるのが、冷凍保存です。約1か月保存が可能といわれ、使い方に合わせて加工しておけば調理の時短にもつながります。
丸ごと、皮、果汁など、パーツごとに分けて長期保存できる点も大きなメリットです。
具体的な冷凍の手順については、次の章で詳しく解説します。
ゆずを冷凍保存する際の4つのテクニック
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ここからは、具体的な冷凍方法を4つのパターンに分けて見てみましょう。
それぞれの使い方やメリットを参考にして、調理する料理に合った方法を試してみてください。
1. ゆずを丸ごと冷凍保存する方法
丸ごと冷凍する方法は、手間がかからずに保存が可能です。
ゆずを丸ごと冷凍保存する手順を、下記にまとめました。
凍ったままおろし金ですりおろせば、薬味として活用できます。
また、半解凍の状態で果汁を搾ることも可能でしょう。
2.ゆずをカットして冷凍保存する方法
そのまま使いたい場合には、カットして冷凍するのが便利です。
ゆずをカットして冷凍保存する方法を、下記にまとめました。
凍ったまま炭酸水に入れたり、焼き魚に添えたりすると、手軽に彩りと香りをプラスできます。
3.ゆずの皮を冷凍保存する方法
香りがもっとも強い皮の部分だけを効率よく保存したい場合は、皮だけを冷凍する方法が適しているようです。
ゆずの皮を冷凍保存する手順を、下記にまとめました。
保存する前に皮を刻むと香りが飛びやすいため、香りを重視する場合は使う直前に刻みましょう。
4.ゆずの果汁を冷凍保存する方法
ドリンクや調味料作りで果汁を使うことが多い場合には、搾り汁を冷凍するのがおすすめです。
ゆずの果汁を冷凍保存する方法を、下記にまとめました。
製氷皿を使って冷凍すれば、ポン酢やドレッシング、ジュースやサワーの材料として必要な分だけ活用できるでしょう。
冷凍したゆずの解凍方法
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冷凍したゆずは、用途に合わせて解凍方法を変えられます。
皮を薬味として使いたい場合は、完全に解凍する必要はありません。凍ったまますりおろしたり、包丁で細かく刻んだりすれば、煮物やマリネなどの料理に手軽に加えられます。
果実全体を使いたい時は、自然解凍または冷蔵庫で半解凍するのがおすすめです。完全に解凍すると果肉が柔らかくなりすぎる可能性があるため、気をつけましょう。
冷凍した果汁を使用する場合は、凍ったままでも料理やドリンクに使用可能です。解凍したい場合は、流水で解凍しましょう。
保存に適した新鮮なゆずの選び方とは?
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長く保存するためには、ゆずが新鮮であることが大切です。
購入する際にチェックしたいポイントとして、以下の3つを覚えておきましょう。
表面がなめらかで、しっかりとしたハリと自然なツヤがあるものがおすすめです。シワが寄っているものは、水分が抜け始めている可能性があります。
また、ヘタの部分を確認し、切り口がみずみずしく、茶色く枯れていないものが新鮮さの印です。
同じくらいの大きさなら、重みがあるほうが果汁を多く含んでいるといわれています。
保存したゆずを無駄なく活用!簡単レシピ3選
保存したゆずを使えば、季節を問わずさまざまな料理が楽しめるでしょう。
初心者でも簡単に作れる、おすすめのレシピを紹介します。
1. アレンジ自在なゆずジャム
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冷凍したゆずの皮や果肉を使えば、香り高いジャムが手軽に作れるようです。
パンに塗るだけでなく、ヨーグルトに混ぜたり、お湯で割ってゆず茶にしたりと、楽しみ方が広がるでしょう。
【材料】
【作り方】
粗熱が取れたら、清潔な瓶に入れて冷蔵庫で保存しましょう。
2.香り豊かなゆず胡椒
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冷凍保存したゆずの皮と青唐辛子、塩を混ぜ合わせることで、自家製のゆず胡椒に挑戦できます。
ゆず胡椒は鍋物や焼き鳥、パスタなど、さまざまな料理のアクセントとして活躍する万能調味料です。
【材料】
【作り方】
ピリッとした辛さとさわやかな香りが、料理の味を一層引き立ててくれるでしょう。
唐辛子を扱う際は、刺激が強いため、ゴム手袋をすると安心です。
3.自家製ゆずポン酢
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ゆず果汁を使えば、いつでもフレッシュなポン酢が作れます。
市販品とはひと味違う、香り高い自家製ポン酢を楽しみましょう。
【材料】
【作り方】
鍋物はもちろん、焼き魚やサラダなど、幅広く活用できる万能調味料が手作りできます。
ゆずの保存方法を覚えて香りを長く楽しもう
本記事では、ゆずの風味を長く楽しむための保存方法を解説しました。
ゆずをすぐに使うなら手軽な『常温保存』、10日程度ならみずみずしさを保ちやすい『冷蔵保存』、そして長期保存したい場合には『冷凍保存』がおすすめです。
ご自身のライフスタイルに合わせて適切な保存方法を選び、旬のゆずを最後までおいしく活用してみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]