「虐待だ!」 チュチュが大好きな3歳の息子 母親が投げつけられた言葉に賛否両論
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ジェン・アンダーソン・シャタックさんは3歳半になる息子のルーくんを育てる母親です。
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そう願い、愛情を持って息子さんを育てていると言います。
しかし、このジェンさんの願いが、見知らぬ男性から「児童虐待だ」という酷い言葉を投げつけられる原因になってしまうのです…
男の子だけどチュチュが大好き♡
ルーくんは男の子ですが、チュチュが大好きです。
チュチュ
古典バレエにおいて着用されるスカート状の舞台衣装。現在はファッションの一環として、女性が普段着として着用することも多い。
チュチュが大好きな理由をルーくんはこう説明するそうです。
ジェンさんも不思議に思ってはいましたが、「本人が強く望むのであれば」と好きなようにさせていました。
見知らぬ男性の「児童虐待だ」という主張
教会に行く時も、ショッピングに行く時も、いつもチュチュを身に着けているルーくん。
しかし、ある日、チュチュを身に着けたルー君を見た、見ず知らずの男性が公園で突然、ジェンさんにこんな声をかけてきました。
口調は丁寧でしたが、明らかに「あなたおかしいよ。子どもにこんなモノを着させて」というニュアンスを感じたというジェンさん。
さらに、今度はルーくんに直接、こう語りかけ始めます。
そして、突然、ルーくんの写真を撮ろうとします。
「やめて!」と言っても、写真を撮り続ける男性に恐怖を感じたジェンさんは、警察に通報。
駆け付けた警察官のおかげで男性も引き下がりましたが、ルーくんの恐怖は簡単には消えませんでした。
ジェンさんはルーくんを安心させるため、そして自分自身を奮い立たせるためにこう説明したと言います。
「世間が私たちを変えることはできない」
一連の出来事を自身のFacebookに投稿したジェンさんは最後に、こう締めくくります。
このジェンさんの投稿には、8万近くの「いいね!」と、「ジェンさんとルーくんを支持する」という多くのコメントが寄せられました。
もちろん、中には「3歳の子どもには正しい判断力が備わっていないのでは?」といった批判的な意見もあります。
確かに、ルーくんには大人と同じような判断力がなくて当然です。
しかし、少なくとも「チュチュをはきたい」という強い意志はあります。その意志を尊重することが「児童虐待」になってしまうのでしょうか?
自分の価値観とは異なる状況に直面した時に、「相手が間違っている」と思うのか、「自分は共感できないけれど、そういう考え方もありかもしれない」と思うのか
懐が広い人というのは、後者のような考え方をできる人のことを言うのかもしれませんね。