trend

虐待され、走る車から投げ捨てられた犬たち それでも再び人間に心を開き始める

By - grape編集部  公開:  更新:

Share Post LINE はてな コメント

スペインの動物保護団体【Protectora La Bienvenida】に保護された2匹の犬、レイズとティエラ。この2匹のストーリーが世界中のメディアに取り上げられています。

レイズとティエラは、スペインのある大学の駐車場で、走行中の車から放り出されるように捨てられました。目撃者によると、車はナンバープレートを隠していたということです。

そして2匹はこのとき、脱水症状と栄養失調を起こしており、さらに皮膚病といくつかの感染症を患っていました。生きているのが不思議なほどの、ひどい健康状態だったのです。

目を覆いたくなるほど痛々しい姿のレイズとティエラ。体は骨がくっきりと浮かび上がるほどやせ細り、皮膚病によって毛はほとんど抜け落ちてしまっています。そして表情もうつろで、生きる体力も気力も限界だったことがうかがえます。

しかし、2匹は決して生きることをあきらめませんでした。

Protectora La Bienvenidaに保護されてから数日間は、人間が近くにいないほうがよさそうに見えたというレイズとティエラ。やはり虐待による心の傷が想像以上に深かったのでしょう。しかしスタッフたちの献身的な世話により、2匹は次第に心を開き始めたのです。

2匹とスタッフたちが触れ合う様子をごらんください。

これほどまでにひどい虐待を受けながらも、再び人間を信頼し始めているレイズとティエラ。2匹の驚くべき生命力と強い精神力には頭が下がる思いです。

レイズとティエラは体の治療とともに心のケアにも長い時間がかかると思われますが、完全に元気になったら里親を探し始めるということです。2匹が一日も早く全快し、優しい里親のもとで幸せに暮らしていけることを願わずにいられません。

シェルターで暮らす保護犬の写真(撮影:grape編集部)

保護動物の未来が変わる? 話題の『推し活支援』サービスが…【独自取材】保護犬や保護猫を『推し活』で支援できる新サービス『しっぽの輪』が登場。飼えなくても、写真などを見て気になった動物を『推しの子』として応援できる仕組みや、開発者が立ち上げた背景を紹介します。

ポメラニアンの画像

飼い主「ヤマトの配達員に…」 ポメラニアンを見て口にした言葉が?ポメラニアンの五朗丸くんと暮らす、飼い主(@goro_mayuge)さんも、散歩中にヤマト運輸の配達員から声をかけられたと言います。

出典
Protectora La Bienvenida Ciudad RealRaiz y Tierra - 16.06.2016

Share Post LINE はてな コメント

page
top