虐待され、走る車から投げ捨てられた犬たち それでも再び人間に心を開き始める
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猫「飯だ。いくぞ」犬「おう!」 ご飯前の2匹の姿に「戦いに挑む前かな」「いい目をしてる」犬のこめたくんと、猫のうにちゃんと暮らす、飼い主(@chimaki0328)さん。 ご飯を食べる前の2匹の様子をXに投稿し、反響を呼びました。

ファミレスにいた高校生グループ 隣の席にいた女性が、学校へ即電話した『意外な理由』とは?ごぼふく(@gobohuku )さんは、子連れでファミリーレストラン(以下、ファミレス)を利用した、ある女性のエピソードを漫画で描きました。 ファミレスで女性が案内された席の隣には、やんちゃそうな見た目をした高校生のグループがいました。席に着くなり、幼い娘がぐずり始めると「高校生たちにキレられるのではないか」と不安になった女性でしたが…。
スペインの動物保護団体【Protectora La Bienvenida】に保護された2匹の犬、レイズとティエラ。この2匹のストーリーが世界中のメディアに取り上げられています。
レイズとティエラは、スペインのある大学の駐車場で、走行中の車から放り出されるように捨てられました。目撃者によると、車はナンバープレートを隠していたということです。
そして2匹はこのとき、脱水症状と栄養失調を起こしており、さらに皮膚病といくつかの感染症を患っていました。生きているのが不思議なほどの、ひどい健康状態だったのです。
目を覆いたくなるほど痛々しい姿のレイズとティエラ。体は骨がくっきりと浮かび上がるほどやせ細り、皮膚病によって毛はほとんど抜け落ちてしまっています。そして表情もうつろで、生きる体力も気力も限界だったことがうかがえます。
しかし、2匹は決して生きることをあきらめませんでした。
Protectora La Bienvenidaに保護されてから数日間は、人間が近くにいないほうがよさそうに見えたというレイズとティエラ。やはり虐待による心の傷が想像以上に深かったのでしょう。しかしスタッフたちの献身的な世話により、2匹は次第に心を開き始めたのです。
2匹とスタッフたちが触れ合う様子をごらんください。
これほどまでにひどい虐待を受けながらも、再び人間を信頼し始めているレイズとティエラ。2匹の驚くべき生命力と強い精神力には頭が下がる思いです。
レイズとティエラは体の治療とともに心のケアにも長い時間がかかると思われますが、完全に元気になったら里親を探し始めるということです。2匹が一日も早く全快し、優しい里親のもとで幸せに暮らしていけることを願わずにいられません。