「このままでは虐待してしまう」 子供の夜泣きに疲れた母親がとった行動
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- 出典
- @utanokobaco
家族にとって宝物ともいえる、赤ちゃん。
笑顔を見ていると本当に可愛いものですが、夜泣きをしたり、思ったように育てられなかったりと、育児は楽しいことだけではありません。中には、育児に疲れてノイローゼになってしまう人もいます。
3歳の息子を育てている、ここ子美(@utanokobaco)さん。
育児中に、息子が毎晩夜泣きをするという状態が数か月も続いたことがあったといいます。
「このままでは子どもを虐待してしまうかもしれない」
育児や仕事で疲れている上、夜もまともに眠ることができない日を過ごすうちに、ここ子美さんの頭の中には、このような考えが生まれてしまいました。
そして、ある日…。
発達支援センターに電話して、いろいろ相談に乗ってもらったおかげで療育先が見つかった。ヤバいと思ったら声を上げていかないと気付いてもらえない。
声を上げることの大切さを感じていた、ここ子美さん。
育児に限界を感じたことと合わせ、「夜泣きの原因が子どもの発達に何か関係があるのかもしれない」と考えて、障害のある未就学の子どものための通所支援などを行う『発達支援センター』に電話します。
職員さんはここ子美さんを否定することなく、しっかりと話を聞き、親身に相談にのってくれたのだそうです。
ここ子美さんの投稿を見て、ネット上ではこのような声が上がっていました。
・声を上げて弱さをさらすのも親としての責任かもしれませんね。
・虐待も魔がさすところから始まることがあるので、「助けて」と声を上げるのは本当に大事だと思います。
・私も虐待寸前までいって病みそうになったことがありますが、出産先と保健所が連携してよく相談にのってくれました。声に出すのは本当に大切です。
中には「相談しても好ましい対応をしてくれなかった」という意見もあり、すべての施設がすぐに対応してくれるとは限らないようです。
子育てに悩んだら市や区が行っている『子育て相談』に電話したり、日本保育協会が運営する『ママさん110番』や森永乳業が運営する『エンゼル110番』に相談したりすることもできます。
「子育てもできない自分が悪い」とは思わずに、つらさを感じたら自分から声を上げて、数多くある相談所に頼ってみてください。
[文・構成/grape編集部]