マンションに「お静かに」と貼り紙 母親は「ちょっと待ってよ!」
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※写真はイメージ

「うちの子は大丈夫」は大間違い? 愛犬が起こしたトラブル、飼い主の絶対的な責任本記事は愛犬が他人や他人の物を傷つけてしまった時に、飼い主が負うべき責任について、弁護士監修のもと紹介しています。

子供の声は迷惑?それとも日常? 法律が示す考え方とは【弁護士が解説】本記事では近所の子供が出す大声や足音などが気になる時、どのように解決していくべきなのかを弁護士監修のもと、解説しています。
- 出典
- @WTVJAPAN






2歳の息子さんの母親であるanmu.(@WTVJAPAN)さんは、ある貼り紙を見て愕然とします。
そこに書かれていたのは、「子どもが泣く声で、迷惑している住民がいるのでお静かに」というメッセージ。
集合住宅の管理者に、「子どもの声がうるさい」と苦情が寄せられたのでしょう。
貼り紙を見たanmu.さんが「え?待って」と声を上げずにはいられなかったのは、貼り紙にあるひと言があったからでした。
「子どもの泣き声や親のあやす声が響いてくる」
貼り紙にある「あるフロア」の子どもの親は、泣きっぱなしにさせず、泣き止ませようとしているのです。その声すらも「静かに」すべきなのでしょうか。
この投稿を見た人々からは、多くのコメントが寄せられています。
・あまりにも冷酷すぎるのではないか。
・外に出るのがおっくうで、エレベーターホールであやしているってこと?でも、外に出ると余計嫌がる子もいるし…。
・「お互いに快適に」と書かれているけれど、これでは一方的すぎる。
・苦情を入れた人も、赤ちゃんのころは泣いていたはずなのに…。
・隣人を思いやれない人は、人里離れた場所に住むしかない。
「静かにして」といいきかせたからといって、まだ分別のつかない子どもがいう通りにできるはずもありません。親は、他人に迷惑をかけないように…と子どもをおとなしくさせる方法に、いつも頭を悩ませています。
とはいえ、実際に他人にとって、よその子どもの泣き声は騒音になってしまいます。「申し訳ないな」と近隣の人々に対して肩身の狭い気持ちになっている親も多いでしょう。
けして、自分ではなんの対策もせずに「子どもは泣いて当然だからガマンしてよ!」などとは思っていないはずです。
それに対して、この貼り紙は「子どもを泣かすな。それをあやす親の声も静かにしろ」というメッセージにも受け取れます。
根本的な問題の解決は簡単ではありません。だからこそお互いに配慮をすべきなのですが…。子育てに奮闘する母親の想いは、苦情を入れた人に理解してもらえるのでしょうか。
[文・構成/grape編集部]