移動手段は、ソリ!? 雪国のベビーカー代用品
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※写真はイメージ

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冬は真っ白な雪で覆われる北海道。
冬の北海道では、スーパーマーケットの前にソリが置かれていることがあります。
このソリは売り物ではありません。買い物に来た人が持ってきたものです。
何に使うかというと…小さな子どもや荷物を運ぶため!
北海道の雪道は、道産子でも転ぶことがあるほど、歩きにくいもの。子どもを乗せたベビーカーなら、なおさら、進むのが大変です。
北海道は車社会で、基本は車で移動する人が多く、地元ではさほど不便さを感じていないかもしれません。
しかし、近所の公園やスーパーマーケットに移動するのに、わざわざ車に乗るのが逆に面倒な時もあります。
そこで、便利なのがソリです!
私も子どもの時は、よくソリに乗って近所のスーパーマーケットへ連れて行ってもらいました。ソリに乗れると聞いただけで、テンションが上がったし、いつも歩いている道が、ソリに乗るだけで全く違う景色に変わるのです。
大人になって考えると、近い距離でも私が乗ったソリを引いて、スーパーまでの道のりを往復した母は大変だったと思います。
しかし、ベビーカーの代わりとしては、子どもも喜ぶし、買い物袋も乗せられるし、とても有能ではないでしょうか。
ちなみに、子どもが楽しんでいるからと、引くスピードを上げてしまうのは危険です。いつの間にかソリが何かにつまずいて、荷物も子どもも、ソリから落ちていた…ということも。
※写真はイメージ
ちなみに、自分でソリに乗っていられる年齢の子どもではないと、移動できません。
私も幼いころは、よく荷物を抱えたままひっくり返り、そのまま数メートル気付かれることなく、道に投げ出されたままなんてこともありました。このエピソードは、同世代の道産子には結構あるあるです。
八木志芳(やぎ しほ)
大学卒業後、IT企業・レコード会社を経て、福島県のラジオ局にてアナウンサー・ディレクターとしてのキャリアをスタート。2017年11月にフリーのラジオパーソナリティー・ナレーターとなり、同時にライターとしての活動も始める。アナウンサー・ライターとしてこれまでにインタビューしてきた人数は500人以上。F.Factory Japan所属。Twitter:@ShihoYagi