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北川弘美の『ベビーカー優先』についての投稿が議論に ネットから賛否の声

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

2019年3月6日、タレントであり1児の母親である北川弘美さんがブログを更新。

「優先とは?」というタイトルで0歳児の息子さんを連れて外出した際の出来事をつづり、話題になっています。

北川弘美、エレベーターの『ベビーカー優先』に疑問

まだ幼い息子さんをベビーカーに乗せ、夫と一緒に電車で外出をした北川さん。

ベビーカーを押しているため、北川さん夫婦はホームへの移動や電車の乗り換え、地上まで移動する際、エレベーターを利用していました。

しかし、エレベーターを使用する人が多かったため、定員オーバーでエレベーターに乗れないことが何度もあったといいます。

その時、北川さんは案内板に書いてある「障害、怪我、車椅子、ベビーカー、妊婦、その他病気などのかたに優先で譲っていただくようお願いします」という言葉が目につきました。

『優先』どういう意味なの?疑問に思い夫に聞いてみました。夫の答えは、イマイチ覚えていませんが納得がいきませんでした。(納得がいかなかったから頭から消滅させたのかもしれませんが…(笑))

多分、見た目では判断できない事情があるかもしれないでしょ。こんなニュアンスでした。

確かに見た目で判断は出来ませんが、スマホ片手にずっと触りながらエレベーターを待ち、そのまま普通に乗り去る方を見てると疑問に思えてなりません。

誰一人、乗れなかったベビーカーに見向きもせず当然のように乗り込み、目の前で待つベビーカーが無いかのように閉まっていく…

もちろん、先に乗れて当然!とは思わないです。でも、なんだか腑に落ちませんでした。

皆さんはどう思われますか?優先ってどういう意味で書かれているんですかね。

北川弘美オフィシャルブログ ーより引用

出産をする以前は、重いトランクを引いている時を除いてほとんどエレベーターに乗ることがなかったため、『エレベーターでの優先』について考えることがなかったという北川さん。

ベビーカーを押して移動するようになったいま、北川さんは世間のバリアフリー対応不足や、ベビーカー利用者の肩身の狭さを実感し、つらい思いをしているといいます。

北川弘美の投稿に、ネットから賛否の声

その後、北川さんの投稿は拡散され、ネット上に『エレベーターでのベビーカー優先』についていろいろな意見が上がりました。

【肯定派の意見】

・譲って当たり前。そもそも、こんなことが議論になるなんて悲しい。

・ベビーカーでエスカレーターは使えないから、優遇は多少ならアリだと思うな。

・あるある。ベビーカー使ってたころ、本当にエレベーターに乗れなかった。元気な人は降りてほしい。

【否定派の意見】

・優先席の問題もそうだけど、健常に見えて実は身体が悪い人だってたくさんいる。

・「優先」とはいえ、誰にだって利用する権利はあると思うんだけど…。

・ベビーカーが乗る際の配慮は必要だけど、乗る順番は公平であるべきだと思う。

同月8日、これらの意見を目にした北川さんがブログを更新。

多くの反響に驚かされたと同時に、いろいろな意見を読んで感じたことをつづりました。

ただ皆様からの意見を読み、私は私の経験した、妊婦、0歳児連れの視野でのみ物事を見ていたようです。狭いですね。心も狭くなっているんだと思います。

もちろん時間に余裕をもって出かけても、それでもスケジュール通りにはいかず、でも息子は待ったなし。自分でいっぱいいっぱいなんでしょうね。とても反省しました。気を付けたいと思います。

確かに見た目ではわからない色んな事情がありますよね。私も振り返えれば、妊娠がわかった初期から中期、まだお腹も大きくないのでマタニティーマークを着けることがなかなか出来ませんでした。

体調が悪い日も危ない瞬間もありましたが、遠慮なのか、何なのか、、、自分でも説明できませんが着けられませんでした。

何かあったら危ないから!と夫から叱られてやっと着けることにしたのを覚えてます。

北川弘美オフィシャルブログ ーより引用

今回の件を受け、北川さんは「自分より、相手を思いやれるようにならないといけませんね」「いろんな視点から物事を見ることの大切さを再度確認できたので、ブログを書いてよかったと思いました」とつづりました。

人の考えは異なるため、この件に『正解』はないことでしょう。しかし、意見を交わすことによって、1人でも多くの人が暮らしやすい社会に近付くかもしれません。

北川さんがいうように、子育てを経験したことがある人からは「もっとベビーカーを利用した際の外出が楽しくなったらいいのに」という声が多数上がっています。

ベビーカーに限らず、世間の『優先制度』は思いやりで成り立っています。強制ではなくとも、自分の状況や相手の気持ちを考えた上でお互いに譲り合いたいですね。


[文・構成/grape編集部]

出典
北川弘美オフィシャルブログ

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