求職中の親「保育園なくて…」 面接でのエピソードに「こういう会社が増えてほしい」 By - grape編集部 公開:2022-09-22 更新:2022-09-22 仕事保育園子育て Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ ・こういう会社が増えてほしいです。 ・素敵な取り組みで感動しました。 ・分かってくれる人がいるというだけでも励みになります。 ・素晴らしい英断! このようなコメントが多数寄せられたのは、美容室を14店舗経営しているという、伊藤博之(@hironcare)さんのツイート。 採用活動を行っていた伊藤さんは、育児中の女性が面接に来た時のことを、ツイートにつづりました。 「すぐ働きたいけど、保育園がない」という女性。面接の結果は…? 伊藤さんは、面接の際に女性からこのようなことをいわれます。 「すぐ働きたいんですが保育園…なくて。いつから働けるとかいえないんです。すみません」 すぐに働きたいと考えていても、子供を預けることができなければ、仕事を始めるのは難しいでしょう。 しかし、仕事をしていない親の子供は、認可保育園などに入園できない場合が多いのです。 仕事をしていないと保育園に入園できないのに、預け先が決まらないと働くことができないという矛盾。 伊藤さんは、この矛盾に対して疑問を抱き、このままでは「子供も親も居場所がなくなる」と考えました。 そこで伊藤さんは、面接から半年後となる4月以降から、女性を採用することを決断。「居場所をつくる」と、つづりました。 昨日面接で「すぐ働きたいんですが保育園…無くて。いつから働けるとか言えないんです。すみません」と育児中の女性。仕事したくても待機児童、でも仕事が決まらないと預けられない社会の矛盾。子供の居場所も親の居場所も無くなる。というわけで来年4月以降の中途採用を通知した。居場所をつくる。— 伊藤博之|美容師30代からの働き方 (@hironcare) September 13, 2022 仕事も保育園も決まらず困っていた女性は、伊藤さんの決断に、きっと救われたことでしょう。 こちらの投稿には、5万件以上の『いいね』が寄せられていました。 伊藤さんは、採用をすることをとても迷っていたそうですが、今回多くの反響を受け「間違いじゃなかった」と確信できたといいます。 実は採用を即決出来たわけではなく、とても迷いました。採用出来る枠にも限りがあり「先に採用決定して半年後にもしドタキャンされたら、、、」と。でも今回多くの声を聞かせて頂き、間違いじゃなかったと確信できました。この多くの「大切な声」が届くべき人や組織に届くことを切に願います。— 伊藤博之|美容師30代からの働き方 (@hironcare) September 13, 2022 伊藤さんの投稿に寄せられたコメントの中には、「女性と同じ境遇で困っている」という人からの声がたくさんありました。 子育て中の親たちの事情は分かっていても、企業側としては、実際に採用するには課題が多いというのが現状なのでしょう。 それでも、今回一歩踏み出して、親と子供たちの居場所をつくろうと奮闘した伊藤さんの行動は、多くの人の希望の光になったに違いありません。 会話のいらない美容室mute [文・構成/grape編集部] 出典 @hironcare Share Post LINE はてな コメント
・こういう会社が増えてほしいです。
・素敵な取り組みで感動しました。
・分かってくれる人がいるというだけでも励みになります。
・素晴らしい英断!
このようなコメントが多数寄せられたのは、美容室を14店舗経営しているという、伊藤博之(@hironcare)さんのツイート。
採用活動を行っていた伊藤さんは、育児中の女性が面接に来た時のことを、ツイートにつづりました。
「すぐ働きたいけど、保育園がない」という女性。面接の結果は…?
伊藤さんは、面接の際に女性からこのようなことをいわれます。
「すぐ働きたいんですが保育園…なくて。いつから働けるとかいえないんです。すみません」
すぐに働きたいと考えていても、子供を預けることができなければ、仕事を始めるのは難しいでしょう。
しかし、仕事をしていない親の子供は、認可保育園などに入園できない場合が多いのです。
仕事をしていないと保育園に入園できないのに、預け先が決まらないと働くことができないという矛盾。
伊藤さんは、この矛盾に対して疑問を抱き、このままでは「子供も親も居場所がなくなる」と考えました。
そこで伊藤さんは、面接から半年後となる4月以降から、女性を採用することを決断。「居場所をつくる」と、つづりました。
仕事も保育園も決まらず困っていた女性は、伊藤さんの決断に、きっと救われたことでしょう。
こちらの投稿には、5万件以上の『いいね』が寄せられていました。
伊藤さんは、採用をすることをとても迷っていたそうですが、今回多くの反響を受け「間違いじゃなかった」と確信できたといいます。
伊藤さんの投稿に寄せられたコメントの中には、「女性と同じ境遇で困っている」という人からの声がたくさんありました。
子育て中の親たちの事情は分かっていても、企業側としては、実際に採用するには課題が多いというのが現状なのでしょう。
それでも、今回一歩踏み出して、親と子供たちの居場所をつくろうと奮闘した伊藤さんの行動は、多くの人の希望の光になったに違いありません。
会話のいらない美容室mute
[文・構成/grape編集部]