人生は選択の積み重ね アマゾンの密林に行って気づいた、ハードルを越えるきっかけは『思いがけないこと』

By - 吉元由美  公開:  更新:

Share Post LINE はてな コメント

商品を選んでいる女性の写真

吉元由美

作詞家、作家。作詞家として1000曲の詞を書く。これまでに杏里、田原俊彦、松田聖子、中山美穂、山本達彦、石丸幹二、加山雄三など多くのアーティストの作品を手掛けた。平原綾香の『Jupiter』はミリオンヒットとなる。 grapeでコラム『ひと・もの・こと』を連載。 …続きを読む

吉元由美の『ひと・もの・こと』

作詞家でもあり、エッセイストでもある吉元由美さんが、日常に関わる『ひと・もの・こと』を徒然なるままに連載。

たまたま出会った人のちょっとした言動から親友のエピソード、取材などの途中で出会った気になる物から愛用品、そして日常話から気になる時事ニュースなど…さまざまな『ひと・もの・こと』に関するトピックを吉元流でお届けします。

「思いがけないこと」を超えていく

コロンビア、バハマを旅してきました。

コロンビア、グランビアーレのアマゾンの密林で数年前に発見された岩絵を見にいく、そしてバハマのビミニ諸島でアトランティスの遺跡ではないかというビミニ・ロードを見にいくという旅です。

この人生でアマゾンの密林を歩くなんて考えたことはなかった(実は、その岩絵がアマゾンの密林の中にあることを出発の数日前に知りました)。

そして夕食にピラニアが出てきたことも、それがアリのペーストだとは知らずにピラニアにつけて食べてしまったことも、考えたことはなかった。思いがけないことでした。

アマゾンを歩く女性の写真

人生は選択の連続。朝、コーヒーにするか紅茶にするか、これも選択の一つ。この人と結婚するかしないかも、選択。まさに選択が人生を作っていくのだと思います。

そして、時には思いがけないことが起こる。それも、苦手なチャレンジが起こる。アマゾンもピラニアもアリのペーストも「思いがけないこと」でした。

「思いがけないこと」はハードルを超えるという体験なのだと、今回の旅でつくづく感じました。

飛行機と空の写真

コロンビアの出国時、ボーディング直前に別室に呼ばれました。

コロンビアの出国検査は思いの外厳しく、おそらくドラッグの持ち出しに対する検査だと思われます。

別室には10人ほどの列ができていて、バッグの検査、ボディ・チェック、そして靴の中も調べられました。

おそらく私が大きめのTシャツを着ていたからか、抜き打ち検査なのか、どちらにしても気分の悪い、思いがけないことでした。

疑われたことに自尊心が傷つきました。

でも、その一方でこれも一つの話のネタになるかも、と思うのです。滅多にない経験ですから。

そこにはかつて麻薬カルテル(今もあるかもしれませんが)が存在していたコロンビアの現状があるのかもしれません。

空港の写真

またビミニでも、楽しみにしていたドルフィン・スイムは、シュノーケリング初体験の夫が溺れかけて断念。これもまた話のネタです。

そして最後は、アメリカ出国時、滑走路まで行ったフライトが整備不良で欠航となったのです。

振り替えとなったフライトが早朝のために、最後の夜は空港ステイとなったのでした。

人生で、空港に泊まるなんて考えたこともなく、バッグを抱えてベンチでうつらうつら寝たのでした。

荷物を抱えて寝る人の写真

意味のないことは起こらない。「思いがけないこと」に大小はありますが、経験は生きる力になるのです。

でも、「アリ」は克服できません…。

大人の結婚

大人の結婚

吉元由美
発売日: 2017/02/25
Amazonの情報を掲載しています

※記事中の写真はすべてイメージ


[文/吉元由美 構成/grape編集部]

Googleで優先するメディアとして追加 grapeにチェックを入れて、おすすめ記事を読む!
ご飯をみている女性の写真

お肉たっぷりボロネーゼに惹かれた日 罪悪感を軽くする『身体の声を聞く』食事の楽しみ方吉元由美の『ひと・もの・こと』 作詞家でもあり、エッセイストでもある吉元由美さんが、日常に関わる『ひと・もの・こと』を徒然なるままに連載。 たまたま出会った人のちょっとした言動から親友のエピソード、取材などの途中で出会っ...

本を読む人の写真

人生は自分が選択してきた物語 辿ってみると、辛かったことにも意味が見えてくる吉元由美の『ひと・もの・こと』 作詞家でもあり、エッセイストでもある吉元由美さんが、日常に関わる『ひと・もの・こと』を徒然なるままに連載。 たまたま出会った人のちょっとした言動から親友のエピソード、取材などの途中で出会っ...

Share Post LINE はてな コメント

page
top