恵方巻き、農林水産省が『異例』の通達 背景には深刻な問題が…
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- 出典
- 産経ニュース
節分の日が近付くと、スーパーマーケットやコンビニで『恵方巻き』の販売イベントが目立つようになります。
その年ごとの方角に向かって、願いごとをしながら無言で食べると願いが叶うといわれている恵方巻き。
節分の日といえば『豆まき』のイメージがありますが、近年は恵方巻きも全国的に広まってきた印象です。
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しかし、その裏では、売れ残った恵方巻きが大量に廃棄されるという悲しい現実が広がっています。
売れ残った恵方巻が廃棄されている…楽しい節分の裏で広がる、悲しい現実
2019年1月11日、この現状を問題視した農林水産省が、流通業界に対し異例の通達を行ったとして話題を呼んでいます。
節分の日のイベントとして定着しつつある恵方巻き。そのため、店舗側も売り時を逃さないように、あえて大量に発注するのでしょう。
しかし、「足りないより余るくらいほうがいい」といった考えは、大量廃棄につながってしまいます。
農林水産省の異例の通達はネット上で話題を呼び、「よくやった」「ついに…!」と驚きと称賛の声が目立ちます。
【ネット上の反応】
・こんな売りかたは、もうやめるべきだ。
・企業側だけでなく、消費者である私たちの生活スタイルの見直しも必要。
・食品の大量廃棄は、恵方巻きに限ったことではないけどね。
なお、農林水産省の調べによると、日本の食品廃棄量は647万t以上(2015年時点)にのぼるといいます。
日本国内でも、明日の食事に困る人が多く存在するなか、こんなにも大量の食品が捨てられてしまっている事実に悲しくなります。
買う側である私たちもこの事実を知ることで、少しずつ現状が改善されていくのではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]