売れ残った恵方巻が廃棄されている…楽しい節分の裏で広がる、悲しい現実
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「全国に広がってほしい」「とても助かる」 夏休み中の昼食提供サービスに反響神奈川県川崎市は夏休み期間中、同市内にある全ての放課後児童クラブで、昼食を提供するサービスを始めます。 保護者の負担を軽減する取り組みに、反響が上がっています。

渋谷陽一さんが逝去 音楽誌『rockin’on』を創刊2025年7月22日、『ロッキング・オン・グループ』(株式会社ロッキング・オン・ホールディングス、株式会社ロッキング・オン、株式会社ロッキング・オン・ジャパン)の代表取締役会長である、渋谷陽一さんが亡くなったことが分かりました。74歳でした。
節分の日に食べると縁起がいいと言われる『恵方巻』。その年ごとの方角に向かって、願いごとをしながら無言で食べると願いが叶う、というものです。
元は、コンビニエンスストアやスーパーマーケットの販売イベントで徐々に広まったのだそうです。近年の売り上げはなんと、年間約600万本なんだとか。
節分を楽しむ食べ物として人気が出た恵方巻ですが、その裏側では悲しい現実が繰り広げられていました。
売り残った恵方巻の行く先は…ゴミ箱
カゴやゴミ箱に入れられた、大量の恵方巻…。
そう、これは全国のコンビニエンスストアやスーパーマーケットで報告されている『恵方巻の廃棄』の現実なのです。
売れるのを見越して店舗が大量に発注したものの、結局売れなかった恵方巻は『ゴミ』として捨てられてしまいます。
捨てられていく恵方巻を見た人たちは…
「足りないより余るくらいがいい」って考え、やめようよ…
「売れ残っているのは恵方巻だけじゃない」という声も
コンビニエンスストアやスーパーマーケットから出る食品廃棄は、年間およそ60万トンと言われています。これは、毎日300万人分もの食料を捨てている計算になるそうです。
食べ物に困る人も多く存在するなか、こういった現実があることはとても悲しいですね。
売る側だけではなく、買う側である私たちが知ることで、少しずつ改善していくことを願うばかりです。