パンから作られたアルコール 食品ロス削減に向けた取り組みが広まる
公開: 更新:


コロナ禍でも変わらず仕事を続けるケアワーカーに! 特別な嬉しいケアとは2020年2月頃から流行している、新型コロナウイルス感染症。 2021年3月現在も、感染対策のために、テレワークや外出自粛が呼びかけられています。 しかし、仕事によって外出せざるを得ない業種やテレワークでは対応できないも...

埼玉県内の温浴施設で『日本酒ロス削減』のイベントを開催! 気になる内容は?『温泉道場』が運営する埼玉県内の温浴施設5店舗で、日本酒を活用したイベントの開催を決定。埼玉県内にある『石井酒造』と『松岡醸造』の日本酒や酒粕を使用した取り組みをご紹介します。
日本でも耳にする機会が増えた『SDGs』という言葉。
『Sustainable Development Goals』の略称である『SDGs』とは、持続可能な開発目標を意味し、2015年9月に国連で開かれたサミット内で決まった国際社会共通の目標です。
貧困の根絶やジェンダー平等をはじめ、17の目標を掲げている『SDGs』。その中の1つには、昨今、日本でも大きな社会問題とされている『食品ロス』も含まれています。
年間、約612万トンともいわれている、日本の食品ロス量。さまざまな企業が、この食品ロス削減に向けて取り組みを開始しています。
食品ロスを原料としたアルコール『CRUST PILSNER』
食べられるにも関わらず、廃棄予定にあったパンを使用したピルスナー『CRUST PILSNER』の製造を行っているCRUST JAPAN株式会社。
ピルスナーとは、ラガービールの1種であり、世界的にもメジャーなアルコールの1つです。
日本国内のフードロスパンを使用した『CRUST PILSNER』は、豊かな香りと女性にも好まれる軽やかで香ばしい後味が特徴的。
「パンからできている」というだけでも好奇心がそそられますが、飲むだけで食品ロス削減に貢献できるという環境面への配慮も相まって、新世代のアルコールとして注目を集めています。
なお、CRUST JAPAN株式会社では、『CRUST PILSNER』を2021年3月4日から『Makuake』の中で先行販売を開始。すでに購入した人からは「早く飲んでみたい」と、期待の声も上がっています。
Makuake
アルコール以外にも、他企業が廃棄予定だった材料を使ったチョコレートの販売を開始するなど、徐々に盛り上がりを見せている食品ロス削減に向けた取り組み。
日本初の食品ロス削減の取り組み チョコレートで問題解決とは?
すでに世界では大きなムーブメントを起こしているものの、日本ではまだこれからといった印象を受けます。
今後の新たな取り組みや、私たちの生活にどのような影響を与えるのか、食品ロス削減に向けた取り組みから目が離せません。
grapeでは、コロナ禍における企業や人々の奮闘を紹介する記事を、特集という形でまとめています。よろしければご覧ください。
grape『日本がんばれ応援団』特集
[文・構成/grape編集部]