「サツマイモが甘くない…」 意外と知らない『2つの理由』をサツマイモ農家に聞いた
公開: 更新:

※写真はイメージ
デジタル・コンテンツ・パブリッシング
株式会社デジタル・コンテンツ・パブリッシング(dcp)は、幅広いコンテンツ制作を一貫して手がける編集プロダクション。
『マイナビウーマン』『くるまのニュース』など大手専門メディアでの執筆・編集協力実績を多数持っている。
ウェブメディア『grape』では、ライフハックやフードの疑問について、企業や専門家など「その道のプロ」に取材。トレンドを多角的に分析し、読者の「知りたい」に応えるコンテンツ制作を信条としている。

サツマイモのレンチン、200W?600W? 農家に聞いた「パサつかない調理法」はこちら家庭で『焼き芋』を作る際は、電子レンジで加熱する方法が手軽で簡単です。 しかし、レンチンしたサツマイモが、「なんだかパサパサ」といった経験はないでしょうか。 筆者も何度かレンチンで焼き芋を作ったのですが、すぐに硬くパサパ...

「お弁当、なんか茶色ばっか…」を解決! プロ直伝『100均お弁当グッズ』の活用法本記事では、茶色くなりがちなお弁当を、彩り豊かに見せるための『おかずカップ』の使い方について、専門家への取材のもと解説しています。






サツマイモは特有の甘さが魅力の野菜です。しかし、「買ってきたサツマイモが思ったよりも甘くなかった」という経験はないでしょうか。
筆者も買ってきたサツマイモで焼き芋や大学芋などを作った際、「なんだか甘くないな…」と感じたことがあります。
サツマイモが甘くない理由について、宮崎県のサツマイモ専門農家の株式会社くしまアオイファーム(以下、くしまアオイファーム)に教えてもらいました!
サツマイモ自体の甘さが控えめというケースもある
そもそも、なぜ『サツマイモなのに甘くない』のでしょうか。くしまアオイファームに聞いたところ…。
サツマイモが甘くない原因はいくつかあります。
まず、収穫して間もない『新芋』の場合です。新芋はみずみずしく、サツマイモ本来の素朴な味わいがありますが、熟成が進んだ芋に比べると甘みは控えめで、ホクホク寄りになりやすいです。
11~12月を超えたあたりからより甘みが増してきます。
季節によってサツマイモの甘さが変わるため、熟成されていない新芋(しんいも)の場合は、あまり甘くないというケースが起こるようです。
調理したサツマイモが甘くなかったという人は、新芋だったのかもしれませんね。
ちなみに、新芋は9~11月頃に出回り、パッケージや販売店のPOPなどで『新芋』『新物』といった表記がされているケースが多いとのこと。購入時の参考にしてみてください。
※写真はイメージ
また、それ以外にも、このような指摘がありました。
調理する際の加熱時間が短い場合も甘さが出にくくなります。実はサツマイモはじっくり加熱することでデンプンが糖に変わり、甘みが出やすくなります。
そのため、短時間で一気に加熱すると、中まで火は通っても甘みが十分に引き出されにくいです。
甘さを引き出すには、じっくりと時間をかけて加熱するのがおすすめです。
くしまアオイファームに聞いた、サツマイモが甘くない理由をご紹介しました。
サツマイモを調理した際に「甘さが足りない」と感じるのは、サツマイモ自体の甘さが控えめというほかに、本来の甘さが引き出されない調理方法を用いているというケースもあるようです。
ねっとりとした甘さを楽しみたい場合は、熟成が進んだ芋をチョイスしたうえで、じっくり時間をかけて加熱するようにしましょう。
[文・構成・取材/大西トタン@dcp]