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残り湯は洗濯に使える?使えない? 洗濯のプロが回答「正直に言うと…」

By - 平島利恵  公開:  更新:

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洗濯の写真

※写真はイメージ

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平島利恵

洗濯研究家であり、株式会社Heulie(ユーリエ)の代表取締役。フルタイムで働く4児のママ社長。 洗濯研究家として、「洗濯の正攻法を伝授する」ことを自身のミッションに掲げる。

洗濯研究家の平島利恵です。

先日、こんな相談をいただきました。

「お風呂の残り湯を洗濯に使っています。でも、きれいなお湯ではないと思うので、清潔に使うコツがあれば教えてください」

水道代や光熱費が気になる今、残り湯を活用したい気持ち、よく分かります。

正直にお伝えすると、清潔な洗濯という観点では、残り湯洗濯はおすすめしていません。

実は、残り湯の菌は、一晩で約1,000倍に増えるといわれています。

それでも「できれば使いたい」という人のために、残り湯洗濯のメリットと、清潔に使うための注意点をお伝えします。

残り湯洗濯のメリット

『お風呂の残り湯を洗濯機に再利用して節水』の写真

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残り湯を使うことには、以下のような節約以外のメリットもあるんです。

温水で洗浄力がUP

残り湯はまだ温かいことが多いですよね。

温水は洗剤の力を活性化させるので、冷たい水道水より汚れ落ちがよくなります。

入浴後すぐ洗えば汚れが落ちやすい

お風呂の後にすぐ洗濯機を回すと、残り湯の汚れが衣類に染み込む前に洗えます。

これも汚れ落ちがよくなるポイントです。

残り湯は注意しないと逆効果に

『生乾き臭に悩む主婦の女性』の写真

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一方で、残り湯の使い方を間違えると衣類が臭う原因に。

せっかく節約しても、洗い直しや買い直しになってしまったら、本末転倒ですよね。

一晩放置で菌が増殖!

『明るいバスルーム』の写真

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入浴後の残り湯には、身体から出た皮脂や汗、雑菌が含まれています。

株式会社衛生微生物研究センターの調査によると「入浴直後の残り湯には1㎖あたり数百〜数千個の菌がいる」とのこと。一晩放置すると、入浴直後の約1,000倍、数十万〜数百万個以上に増殖することもあるといいます。

「そんなに!?」と驚いた人も多いのではないでしょうか。

翌朝まで放置した残り湯で洗濯すると、雑菌が衣類に移り、生乾き臭の原因になることも。残り湯を使うなら、できるだけ早く使うことが大切です。

清浄剤を使えば安心?

「風呂水の清浄剤を入れれば大丈夫では?」と思う人もいるかもしれません。

確かに、清浄剤には菌の繁殖を抑える効果があります。ただし、身体から出た皮脂や汚れまで除去してくれるわけではありません。

清浄剤を使う場合でも、『入浴後すぐに使う、すすぎは水道水で』という基本は守りましょう。

残り湯を使うなら、この3つを守ろう

どうしても残り湯を使いたい場合は、以下の3つを守ってほしいと思います。

1. 入浴後すぐに使う

雑菌が増える前に使うのが鉄則。できれば入浴直後、遅くとも夜のうちに使いましょう。

2. 身体を洗ってから湯舟に浸かる

湯舟のお湯を汚さないことも大切です。お湯に浸かる前に身体を洗いましょう。

3. すすぎは水道水で

残り湯を使うのは『洗い』の工程だけにして、すすぎは必ず水道水で2回以上に設定します。雑菌や汚れを衣類に残さないためです。

『the meridian of life』の写真

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残り湯は、正しく使えば節約にも洗浄力UPにもなります。

入浴後すぐに使う、すすぎは水道水を守って、うまく活用してくださいね。

もし、服のニオイが気になる時は、残り湯での洗濯は避けましょう。


[文・構成/平島利恵]

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出典
株式会社衛生微生物研究センター

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