今日公園へ行く前に1つ準備を!元教員が教える、どんぐりの虫を防ぐ『賢い保管術』
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撮影:川田幸寛
川田幸寛
元小学校教員。担任として、授業から学級運営、保護者対応まで、子供たちの毎日に寄り添ってきた。
塾講師としても4年間、小学生から高校生までを指導。
現在は教育現場での経験を活かし、ライターとして活動中。
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・洗濯しようとしたら、上着のポケットからどんぐりが次々に出てきた。
・玄関に、子供が拾ってきた落ち葉が置きっぱなしになっている。
子供が公園から持ち帰ってきた大量のどんぐりや落ち葉。
捨てるのは忍びないけれど、虫が心配でそのまま家に置いておくのもためらわれる、と頭を悩ませる保護者は多いのではないでしょうか。
本記事では、元小学校教員の筆者が、拾ってきた自然の宝物を安全に保管する『秋の箱』の作り方と、それを使った楽しい家遊びのアイデアをご紹介します。
虫が出ない『秋の箱』の作り方
どんぐりの中にはゾウムシなどの幼虫が潜んでいることがあり、きれいな状態でも注意が必要です。
遊んでいる途中で虫が出てこないように、箱にしまう前に虫対策をしておきましょう。
用意するもの
どれも家にあるもので作れます。
・どんぐりや落ち葉
・ビニール袋
・キッチンペーパー
・空き箱
撮影:川田幸寛
手順1.どんぐりを袋に入れて、冷凍庫で1週間ほど置く
どんぐりをビニール袋に入れ、冷凍庫で1週間ほど置きます。
撮影:川田幸寛
冷凍庫に入れられない場合は、ゆでる方法もあります。鍋に水とどんぐりを入れてから火にかけ、5分ほどゆでてください。沸騰したお湯に入れると、急な温度変化で殻が割れることがあります。
手順2.紙の上に広げて乾かす
冷凍庫から出したら、水気をふき取り、新聞紙やキッチンペーパーの上に広げてしっかり乾かしましょう。
ただし、チラシのようなツルツルした紙は、水気を吸わないため避けてください。湿気が残っていると、カビが生えることがあります。
撮影:川田幸寛
手順3.落ち葉と一緒に空き箱へ入れる
乾いたら、空き箱に入れます。落ち葉も土を払って一緒に入れておくと、遊びたい時にすぐ取り出せますよ。
撮影:川田幸寛
『秋の箱』で遊ぶ3つのアイディア
箱の中身を使って、家で遊んでみましょう。身近な素材でも、扱い方によってはけがや事故につながることがあります。遊ぶ前に、次の3点を家族で確認しておきましょう。
・誤飲を防ぐため、小さな弟や妹がいる場合は、どんぐりを手の届かない場所にしまう。
・キリなど先のとがった道具を使う作業は、大人が行う。
・毒のある毛虫もいるため、毛虫がついている葉には触らない。
遊び1.どんぐりと落ち葉の仲間分け
箱の中身を、仲間分けして並べる遊びです。分け方は大人が決めず、「どうやって仲間分けする?」と子供に聞くところから始めましょう。
分け方を自分で考えるなかで、子供はどんぐりや落ち葉をじっくり見比べ、違いや共通点に自分で気づけるようになります。
分け方が思いつかない時は、落ち葉なら「色はどうなってる?」、どんぐりなら「帽子の模様はどう?」と、見るところをヒントとして伝えてみてください。違いに気づいたら、「どうして違うんだと思う?」と投げかけると、子供なりの答えが返ってきます。
遊び2.どんぐりごまで「どうしたらもっと回る?」
大きめのどんぐりにキリで穴をあけ、つまようじを真っ直ぐ差し込んでコマを作ります。「どっちが長く回るかな?」「長く回ったコマとの違いは何だろう?」と声をかけると、子供は自分から工夫を始めますよ。
遊び3.家族で選ぶ『一番秋っぽいもの』
箱の中から1人1つ『一番秋っぽいもの』を選び、理由を話し合う遊びです。正解はありません。
教員時代、子供たちと秋を探しに外へ出た時、私は真っ赤なもみじと黄色のイチョウの葉を選びました。一方、Aさんはススキを選び、「トンボがとまっていて、夕日が見える様子が頭に浮かんだから」と教えてくれました。
家族の答えを聞き比べると「そんな見方もあるんだ!」と、大人にとっても発見があるでしょう。
子供が持ち帰ってくるどんぐりや落ち葉は、遊びにも学びにも使える優れものです。まずは空き箱を1つ用意して、『秋の箱』を作ってみてください。
[文/川田幸寛 構成/grapeライフハック編集部]