100均の『書類ケース』を玄関に置いたら? 元教員が教える「プリント出して!」が減る仕組み
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撮影:川田幸寛
川田幸寛
元小学校教員。担任として、授業から学級運営、保護者対応まで、子供たちの毎日に寄り添ってきた。
塾講師としても4年間、小学生から高校生までを指導。
現在は教育現場での経験を活かし、ライターとして活動中。
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「プリントは?」「早く出して!」と毎日声をかけているのに、寝る前になってランドセルの底から、くしゃくしゃのプリントが出てくる。そんな経験がある保護者も多いでしょう。
元小学校教員の筆者は、教室で100円均の入れ物を班の数だけ並べ、「ランドセルを置いたら、すぐに提出物を入れる」と決めていました。すると2週間ほどで、多くの子が言われなくても出せるようになったのです。
本記事では、この仕組みを家庭向けにアレンジし、100円ショップで購入したトレー2つで作るプリント置き場の作り方を紹介します。
書類ケース2つで作る『プリント置き場』
ポイントは、プリントを入れる場所と、入れるタイミングを決めておくことです。用意するものを確認してから、手順に沿って作っていきましょう。
用意するもの
使うのは、どれも100円ショップなど身近な店舗で揃うものです。
筆者は『ダイソー』で税込み220円で購入した『デスクトップA4トレー 縦型』を使用しました。
・A4サイズの書類トレー 2つ
・テープと油性ペン
・A4サイズのクリアファイル 1枚
撮影:川田幸寛
書類トレーは、家にある空き箱で代用してもかまいません。
手順1. 書類トレーに名前をつける
テープに『おうちの人に見せる』『じぶんの』と書き、それぞれの書類ケースに貼ります。
・おうちの人に見せる:学校からのお知らせや、提出が必要なプリントなど。
・じぶんの:宿題や、授業で使ったプリントなど。
撮影:川田幸寛
分ける先がはっきりしていると、子供は迷わずに入れられます。
手順2.ランドセルを持ったまま通る場所に置く
一番手軽なのは玄関です。スペースがなければ、子供部屋やリビングでもかまいません。帰ってきた子供が、ランドセルを持ったまま必ず通る場所を選びましょう。
撮影:川田幸寛
手順3.ランドセルにクリアファイルを入れる
教員時代、プリントが出てこない子に共通していたのは、しまい方が決まっていないことでした。ランドセルにクリアファイルを1枚入れておき、「プリントをもらったら、すぐにこのファイルへ」と伝えておきましょう。
手順4.『手を洗った後に入れる』と決める
最後に、『何の後に入れるか』を決めます。教室で「ランドセルを置いたら」と決めていたように、家では「帰ってきたら、手を洗った後に」がおすすめです。
「手を洗ったら、プリントを入れようね」と声をかけるうちに、帰宅後の習慣として身についていきます。
続けるコツは、出してくれた時の一言
子供が出してくれたプリントには、できるだけその日のうちに目を通し、内容について一言返してあげてください。
・「来週は遠足なんだね。お弁当は何にしようか?」
・「参観日のお知らせ、出してくれてありがとう!」
点数のよくないテストや、期限が過ぎたお知らせが出てきた時も、まずは「出してくれてありがとう」と受け取ってあげてください。
出したら怒られると思えば、子供はプリントを隠すようになってしまいます。
「見せたいものがあったら、ここに入れてね」と伝えておくのもおすすめです。教員時代、同じように伝えたところ、ほぼ毎日、絵を描いて入れてくれる子がいました。
まずは今日、書類ケースを2つ置いて、帰ってきた子供と一緒に、一度プリントを分けて入れてみてください。
[文/川田幸寛 構成/grapeライフハック編集部]