2度の流産 「自分のせいだ」と責める妻に、夫がかけた言葉が刺さる
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統計上または医学上、女性が35歳以上で出産することを指す高齢出産。女性の社会進出や晩婚化にともない、年々増えています。
高齢出産をした妻を支えたある夫のブログが、人々に感動を与えています。
2度の流産を経て、授かった命
ブログに体験談をつづったのは、お笑いコンビ『飛石連休』の藤井ペイジさん。2歳の息子さんと生後7か月の娘さんを持つ父親です。
長男である息子さんを授かる前に、2度の流産を経験した藤井さんの妻。流産による手術を受けた後、こんな言葉を口にしながら、泣いていました。
「自分のせいだ」「自分が殺した」
※写真はイメージ
自分自身を責めながら泣き続ける妻と、どうしたらいいのか分からずにいる藤井さんに対し、助産師さんは次のような励ましの言葉をかけます。
その後、落ち込んでばかりもいられないと気丈に振る舞い、「また次を頑張ればいいっか」という妻に、藤井さんはこんな声をかけたといいます。
2度の流産により、2人きりで生きていく将来も考え始めた藤井さん夫婦。ほどなくして息子さんを授かり、難産の末に愛する我が子と対面したのです。その当時、藤井さんは44歳、妻は36歳でした。
出典:飛石連休 藤井ペイジ オフィシャルブログ
出典:飛石連休 藤井ペイジ オフィシャルブログ
高齢出産と向き合う妻を支え、妊娠から出産にいたるまでの過程を目の当たりにした藤井さんは、次のような自身の想いをつづっています。
夫として、妻の出産と向き合った藤井さんのブログに、さまざまな感想が上がっています。
【ネットの声】
・不妊治療を経て、現在高齢で妊娠中です。温かい言葉に涙があふれました。
・流産した時、ただ夫がそばにいて話を聞いてくれるだけで安心しました。
・出産は奇跡。1人でも多くの人が、愛しい我が子と出会えることを願います。
子どもを授かり、出産すること。そして、長い時間をかけて愛情を注ぎながら育てていくこと。当たり前なようでいて、実はかけがえのない特別な時間を、私たちは過ごしているのです。
命の尊さを教えてくれる藤井さんのブログは、たくさんの人々の胸を打ちました。
藤井さんは、ほかにも妊娠や出産にまつわる考えをブログにつづっています。興味のある人はこちらものぞいてみてはいかがですか。
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[文・構成/grape編集部]