産後に「道を曲がれない」謎の症状に悩んだ女性 知人の一言で原因が判明した実録漫画

By - grape編集部  公開:  更新:

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出産後、母親の心を不安定にさせる『産後うつ』。

「自分の子育ては正しいんだろうか」「子どもに振り回される毎日に疲れた」「無性にイライラする」などの症状が、母親を苦しめます。

自分で自分の心をコントロールできず、つい人に当たってしまい、余計にストレスを溜める『負のスパイラル』にも陥ってしまう人も少なくないことでしょう。

出産後、『謎の妄想』をするようになり…

漫画の原作などを手がける泉福朗(@okaeri_eripiyo)さんが投稿した、実録漫画をご紹介します。

20年前、当時住んでいたアメリカで第1子を出産した泉さん。この世に生を受けた我が子を胸に抱き、幸せに包まれていました。

しかし、出産をきっかけに泉さんに『変化』が現れます。

いままでは楽観的で明るかった泉さんが、突然悲観的になり、涙もろい性格になってしまったのです。

そして、『変化』はそれだけではありませんでした。

「道を曲がれない」不思議な症状の正体

外出中、ふと「この角を曲がったら何か恐ろしいことが起きるかもしれない」という感覚に囚われ、足が止まってしまう。泉さんを悩ませた症状は、日常の何気ない場面にも忍び込んでくるものでした。

自分でも理解できない、謎の症状に襲われていた泉さん。知人に「産後うつだよ」と指摘され、原因に気付くことができました。

「病気」として認知されていなかった時代

当時、日本では『産後うつ』という言葉すらなく、「初産の後、女性は気の流れがおかしくなる」程度に考えられていたそうです。

そのため、心が不安定になったり、こういった妄想に襲われたりしても、病気として扱ってもらえなかった人もいたことでしょう。

泉さんがこのころ住んでいたアメリカでは、すでに病気として認知されており、カウンセリングをはじめとした治療を受けるのが当たり前だったといいます。同じ症状でも、住んでいる場所によって受けられるサポートがまったく異なっていたわけです。

「自分だけじゃなかった」共感の声が続く

投稿に対し、同じ経験がある母親からいろいろな感想が上がっています。

・「何もやる気がなくなる」イメージだったけど、異常に子どものことで不安になるのも症状だったのか…。

・自分も、歩いていてふと「もし車が突っ込んで来たら…」と無性に不安になることがある。確かに出産前は思わなかった。

・子どもが赤ちゃんのころは、まさにこんな感じでした!こうして客観的に見ると、親バカとは違いますね。

・自分もコレです。親なら誰でもなるものだと思ってました…。

コメントの中には「自分だけじゃなかったんだ」と安堵する声も見られます。症状を一人で抱え込んでいた人にとって、泉さんの漫画が言葉にできなかった何かを代わりに表現してくれたのかもしれません。

産後うつは、自分では気付くことができない人が多いといいます。

そのため発見が遅れ、1人で思い詰めてしまい、症状が悪化してしまう人もいることでしょう。

「この症状の事を1つの病気として受け取れず、人知れず苦しんでいる若いお母さんたちの助けになれたら…」という泉さん。

もし周囲に産後うつと思わしき女性がいたら、優しく声をかけてみてはいかがでしょうか。あなたの言葉が、産後うつという名の暗い沼から助け出すきっかけになるかもしれません。


[文・構成/grape編集部]

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出典
@okaeri_eripiyo

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