夏場に傷みやすい切り花、“長持ち”させるには? 『正しいお手入れ』をプロに聞いた
公開: 更新:

※写真はイメージ
Googleで優先するメディアとして追加
grapeにチェックを入れて、おすすめ記事を読む!

竹と笹の3つの違い!簡単な見分け方から代表的な種類まで解説竹と笹の違いを簡単な3つのポイントで解説。幹の皮や葉脈での見分け方、代表的な種類のほか、竹と笹に関するよくある疑問と回答も紹介します。この記事を読んで、竹と笹を明確に見分けられるようになりましょう。

エノキの木の見分け方は?似ている木との違いを解説街路樹や公園などで見かける機会が多いエノキの木と『ケヤキ』や『ムクノキ』などの見分け方は、特徴を知ることがポイントです。本記事では、エノキの木の特徴と似ている木との違いをまとめました。エノキの木とほかの木の見分け方を知りたい人は、参考にしてください。






夏は、花瓶の水がすぐに濁ったり、切り花がしおれたりしやすい季節です。
「花瓶に『10円玉』や『砂糖』を入れると切り花が長持ちする」という話を聞いたことがある人もいるでしょう。実際に効果はあるのでしょうか。
そこで、公益社団法人日本フラワーデザイナー協会理事長の西村好正さんに、切り花を長持ちさせるコツを教えてもらいました。
10円玉と砂糖、実際に効果はあるのか
西村さんによると、どちらも一定の理論的な根拠はあるそうです。
10円玉には胴が含まれているため、銅が水中で微量の銅イオンとなって溶け出し、細菌の繁殖を抑える働きが期待できます。
ただし、10円玉だけで劇的に花が長持ちするわけではありません。水替えや花瓶の洗浄を怠ると、効果は限定的になってしまうそうです。
※写真はイメージ
砂糖は切り花のエネルギー源になるため、花を長持ちさせる効果があります。ただし、砂糖は細菌の栄養にもなるため、水が傷みやすくなる点に注意が必要です。
「砂糖だけを加える方法は、あまりおすすめできません」と西村さんは話します。
市販の延命剤との違い
市販の切り花延命剤は、糖分、殺菌剤、吸水促進成分をバランスよく配合しているそう。
10円玉や砂糖の効果が限定的であるのに対し、延命剤は切り花管理に必要な要素を総合的に補えると言えます。
夏場に水が傷みやすい理由
夏場、花瓶の水が傷みやすいのは、気温が高く、水中の細菌や微生物が急速に増えることが原因です。
※写真はイメージ
細菌が増えると、花瓶の水が濁ったり茎にぬめりが発生したりします。
この細菌やぬめりが、花が水を吸い上げる『道管』を塞いでしまい、花や葉がしおれやすくなるそうです。
基本は毎日の水替えと切り戻し
そこで西村さんがすすめるのが、毎日の水替えです。水替えの際は、以下の3つポイントを意識しましょう。
・花瓶をしっかり洗う。
・新しい水に入れ替える。
・茎のぬめりを洗い流す。
なお、水が減った時に継ぎ足す『さし水』は控えてください。古い水の中に繁殖した細菌が残ってしまうため、すべて入れ替えましょう。
※写真はイメージ
茎の先端を1〜2cmほど切り戻すことも大切です。飾っている間も定期的に切り戻すと、新しい断面から水を吸いやすくなります。よく切れるハサミで、斜めに切りましょう。
花瓶は、直射日光や高温になる窓際を避け、涼しい室内に飾ることをおすすめします。ただし、エアコンの風が直接当たる場所は乾燥を招くため、避けたほうがよいでしょう。
画像提供:公益社団法人 日本フラワーデザイナー協会
「もっとも効果が高いのは、特別な薬剤や裏技よりも、清潔な水を維持することです」と話す西村さん。
毎日の水替えと涼しい場所への設置、この2つを丁寧に続けるだけで、夏の切り花はぐっと長持ちします。
今年の夏はこの基本を意識して、部屋で切り花を楽しんでみませんか。
取材協力 西村好正(にしむら よしまさ)
公益社団法人 日本フラワーデザイナー協会(NFD)理事長。
NFD名誉本部講師、試験審査委員、コンクール審査委員として、長年にわたりフラワーデザインの普及、人材育成、審査および指導に携わる。
1996、1997年と2年連続でNFD大賞、2007年日本フラワーデザイン大賞厚生労働大臣賞受賞。2020年全技連マイスター認定。
⇒HP
[文・取材/ブリジア 構成/grape編集部]