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『生態系のエンジニア』と呼ばれる生き物は…? 意外と知らない動物の英語名

By - grape編集部  公開:  更新:

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ビーバーが作ったダムの写真

つぶらな瞳とかわいらしい仕草で人気の、カワウソやラッコ。

水族館はもちろん、テレビやネットなどでも見かける機会は多いでしょう。

よく似ている2匹ですが、それぞれ「英語で」と言われると、知らない人が多いかもしれません。

動物英語クイズ!『カワウソ』は英語で?

まずは、水族館のアイドル的存在とも言えるカワウソ。

英語ではなんと呼ぶでしょうか。

カワウソの写真

※写真はイメージ

正解は…

正解は『otter(オッター)』です。

ちなみに、水族館などでよく見られるのは主に『コツメカワウソ』です。アジア圏に生息しているため『asian small-clawed otter(アジアン・スモール・クラウド・オッター)』と呼ばれています。

動物英語クイズ!『ラッコ』は英語で?

ラッコといえば、石を使ってお腹の上で貝を割る姿を思い浮かべる人も多いでしょう。そんなラッコですが、実はカワウソの仲間です。

絶滅危惧種でもあり、2025年現在、日本では三重県の『鳥羽水族館』でしか見ることができません。

そんなラッコの英語名は…。

ラッコの写真

※写真はイメージ

正解は…

正解は『sea otter(シーオッター)』です。

カワウソを意味する『otter』に、海を表す『sea(シー)』を組み合わせた名前。ラッコが海で暮らす動物であることが、そのまま英語にも反映されていますね。

ちなみに、『ラッコ』という日本語はアイヌ語が由来とされています。

動物英語クイズ!『ビーバー』は英語で?

最後に、ラッコやカワウソとよく似た生き物として、ビーバーがいます。

見た目はよく似ていますが、ラッコやカワウソがイタチの仲間であるのに対し、ビーバーはネズミの仲間です。

木をかじってダムを作ることで知られる動物ですが、英語ではなんと呼ぶでしょうか。

ビーバーの写真

※写真はイメージ

正解は…

正解は日本語と同じ『beaver(ビーバー)』。

ビーバーは巣作りの名人で、生息環境を自分たちで整えることから『ecosystem engineer(生態系のエンジニア)』とも呼ばれています。

また、勤勉なイメージから『一生懸命に働く』という動詞として使われる場合もありますよ。

例:He is beavering away at his work.(彼は仕事に一生懸命取り組んでいます。)

ビーバーが作ったダムの写真

※写真はイメージ

英語の動物名は、生き物の特徴や暮らしぶりがそのまま名称になっていることも多くあります。

好きな動物の名前の由来や意味を調べてみると、意外な発見があるかもしれませんよ!


[文/川田幸寛 構成/grape編集部]

川田幸寛さんの顔写真

記事執筆 川田幸寛

英語が嫌いだった元小学校教員。
大学受験をきっかけに英語が好きになったものの話せず、在学中に留学を決意。
現地で外国人と積極的に交流し、海外ならではの体験を通して英会話力を磨く。
現在は英語と教育の経験を活かし、ライターとして活動中。
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