捨てるだけが片づけと思ってる? 収納のプロが考える!意外とたくさんあった方がいいモノ【3つ】
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撮影:Classy Life
整理収納アドバイザー
鈴木久美子
片づけ・収納専門家。株式会社Classy Life 代表取締役。
個人宅の整理収納サポートは1,200件以上。美しく機能的な収納を作り、暮らしを上質にするサービスを行う。TVメディア出演多数。
SNSでは片づけや収納を中心に暮らしを整えるコツを発信中。
Official:Classy Life~整理収納アドバイザー鈴木久美子~

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「片づけのプロは、モノが少ない」。そんなイメージがあるかもしれませんが、実はそうとも限りません。
日々のちょっとしたストレスをなくし、暮らしを楽に回すために、あえて複数持ちしているものがあります。
ポイントは、ただなんとなくモノを増やしているのではなく、使う場所と目的に合わせて必要な数を持つということです。
あえて複数持ちするとよいモノ3選
今回は、整理収納アドバイザーの筆者が、あえて複数持ちしているものと、その持ち方をご紹介します。
1.ハサミ
ハサミは家の中で意外と使用頻度の高いアイテムです。
わざわざ取りに行くのが面倒だからと、手で切って開封しようとして、かえって時間がかかったり、失敗したりすることはありませんか。
筆者宅では使うたびに取りに行く手間をなくせるように、よく使う場所ごとに専用のハサミを配置しています。
ハサミを設置する際、幼い子供がいる家庭では、手が届かない場所を選ぶなどの工夫をしてくださいね。
撮影:Classy Life
キッチンには調理用のキッチンバサミとは別に、食品や洗剤のパッケージ開封専用のハサミを置いています。ファイルボックス専用のポケットで定位置を確保しました。
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玄関には郵便物や宅配便開封用のハサミを置いています。
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納戸にはゴミをまとめるためのハサミがスタンバイ。一緒に使う荷造りヒモと油性ペンもまとめてセットにしています。
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クローゼットのチェストの中には、新しい洋服のタグや、ほつれた糸などを切るためのハサミを。防虫剤や除湿剤のパッケージを開ける時などにも使うので、意外と出番があります。
撮影:Classy Life
リビングのローテーブルの脚には、100円ショップ『ダイソー』で購入したマグネットタイプのハサミをつけています。リビングで購入品を広げてタグを切ることが多い家族のためです。
タグを切るだけなら100円ショップのハサミで十分。
撮影:Classy Life
洗濯機にもリビングと同じ『ダイソー』のハサミを。こちらはシャンプー類や洗剤類の詰め替えパッケージ開封用です。
2.ゴミ箱
ゴミ箱の持ち方は人それぞれ、何を面倒と感じるかによるでしょう。
ゴミを集める手間を減らしたいなら、ゴミ箱の数を絞るのがよいですし、捨てやすさを優先したいなら、必要な場所ごとにゴミ箱を置くほうが暮らしやすくなります。
筆者はゴミのちょい置きを防ぎたいので、捨てるハードルを下げる仕組みづくりとして、あえてゴミ箱を複数持ちしています。
『もえるゴミ』『プラスチック』のゴミ箱はキッチン入口に。(撮影:Classy Life)
ゴミの分別が細かい地域で一戸建てなこともあり、キッチン周りにはゴミ箱を4つ配置しています。
家族もよく捨てる『もえるゴミ』『プラスチック』はキッチン入口に。もう少し捨てる頻度の低い『缶・びん』『ペットボトル』はパントリー入口に置いています。
撮影:Classy Life
キッチンからすぐのリビングですが、リビングにも専用のゴミ箱を置いています。
ローテーブルやソファなど、ついゴミをちょい置きしてしまいそうな場所だからこそ捨てやすい仕組みを意識。
撮影:Classy Life
玄関正面の洗面所にもゴミ箱を1つ。帰宅してすぐにマスクを捨てたり、ポケットのゴミを捨てたりできて便利です。外の花壇で拾った葉っぱなどもすぐに捨てられます。
撮影:Classy Life
洗面所には2つ。もともとは、上記写真の右端にある卓上タイプのもの1つだけでした。
その後もう1つ、シャンプーや洗剤を詰め替えた後のパッケージやコンタクトレンズの容器のために、プラスチック専用のゴミ箱を洗濯機にマグネットで貼りつけました。
3.ボールペン
ボールペンも使う目的ごとにあえて分散して配置しています。
メインの文房具収納にもボールペン用のスペースはありますが、日常的に使うのは目的別に専用で置かれているほうのボールペンばかりです。
撮影:Classy Life
玄関ドアには宅配便や回覧板にサインするためのボールペンを。100円ショップの強力磁石を2つ、テープで巻きつけてくっつけています。
撮影:Classy Life
キッチンで家事をしている時もサッと使えるように、カップボードにもボールペンの定位置を確保。
賞味期限を書いて貼るためのマスキングテープと油性ペンも一緒に置いています。
撮影:Classy Life
家族が予定を書き込むファミリーカレンダー専用のボールペンは、すぐ隣にあるインターホン画面の上が定位置です。
見た目よりも使いやすく戻しやすい仕組みを重視。この家に住んで5年以上経ちますが、ここからボールペンがなくなったことは一度もありません。
『片づけが自然と続く仕組み』を作る!
部屋が散らかる大きな原因の1つは、使ったものを元に戻すのが面倒になり、つい出しっぱなしにしてしまうこと。
心当たりがあるなら、収納を見直すサインかもしれません。
暮らしをイメージしながら、使う場所の近くや動線上にモノの定位置をつくること。それが、『片づけが自然と続く仕組み』につながります。
そのための工夫として、同じモノをあえて複数持つのも1つの方法なのです。家庭の環境に合わせて、参考にしてみてはいかがでしょうか。
[文・構成/Classy Life(金子葉子)]