自衛隊の『カレー作り』に批判の声 反論に「ぐうの音も出ない」「マジでそれ」
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
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2023年9月、動画投稿サイト『TikTok』で公開された、1本の動画が議論を呼んでいます。
映っていたのは、自衛隊員らが大量のカレーライスを作る姿。海上自衛隊では週に一度カレーライスを食べる習慣があるため、「自衛隊といえばカレー」という印象を抱く人は少なくないでしょう。
動画では、数十人分を用意しているのか、日常生活ではめったに目にしないような巨大な鍋で、隊員らがカレールーをかき回していました。
しかし、その動画を見た一部の人からは、こういった声が寄せられたのです。
「不衛生。信じられない」「まずそう」「さすがに引くわ」
自衛隊らが調理に用いていたのは、工事現場で使うような大きなシャベル(スコップとも)。
もちろん衛生上、消毒などの工夫を施した新品を使っているのでしょう。しかし、見た目のインパクトからか、そういった批判の声が相次いでしまったのです。
※写真はイメージ
『自衛隊のカレー作り』への批判に、ネットから反論の声
批判の声を受けてか、該当の動画は非公開に。ネット上では、今回の騒動に対する怒りの声が上がっています。
そんな中、多くの人から上がったのは、「世の中には、もっと『上』がいることを知らないのか?」というもの。
この写真を見れば、きっと誰もが『シャベルで大量のカレールーを混ぜる』という合理的な行動に納得することでしょう。
「日本には、重機で料理をする一大イベントがあるんだぞ」
この写真は、山形県山形市で年に一度開催される、『日本一の芋煮会フェスティバル』のもの。
直径6.5mの巨大な鍋で、約3万食ぶんの芋煮を調理するため、本来は工事現場で使用される重機『移動式クレーン仕様機・バックホー』を活用しているのです。
なお、ここで使用する新車の重機は、分解した上で食用油や食用バターを使って洗浄しており、しっかりと衛生面に気を使っています。
「シャベルで調理をするだなんて非常識的だ」という批判に対する、ネット上の反論に、多くの人から共感する声が上がりました。
・マジでそれ。人命救助のプロである自衛隊なんだから、衛生面もしっかりと考えているに決まっているだろう。
・ぐうの音も出ない反論だ。見た目で引いちゃうのかもしれないけれど、小学校の給食でも、シャベルのような器具でかき混ぜているよ!
・土を掘った使用済みのシャベルをそのまま使うわけないでしょ~!批判している人は、芋煮会を知ったら卒倒しそう。
有事の際、隊員や被災した人たちの食事を迅速に用意するのも、自衛隊の仕事の1つ。効率的に調理する工夫は、万が一の事態に備えての訓練ともいえるでしょう。
なお、『日本一の芋煮会フェスティバル』は毎年秋に開催されています。重機でワイルドに作った芋煮を食べたい人は、山形県に足を運んでみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]