「適当に選んでた…」 スーパーで『あたりのサツマイモ』を選ぶ方法を、野菜のプロが伝授
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「食欲の秋」といわれるように、秋はおいしい旬の野菜がたくさん出回る季節です。
例えばサツマイモにカボチャ、サトイモなどが挙げられますが、おいしい野菜を見分けるにはどこに注目すればいいのでしょうか。
本記事では、山梨県厚生連健康管理センター(以下、厚生連)に聞いた、『おいしい秋野菜の見分け方』を紹介します。
ポイントを覚えておいしい野菜をゲットしよう!
サツマイモを見分けるポイント
※写真はイメージ
おいしいサツマイモを見分けるポイントは下記のとおりです。
・ふっくらと丸みがある。
・紅の色が鮮やか。
・黒い斑点や傷がない。
・カットされている場合は切り口の輪郭がしなびていないもの。
サツマイモは食物繊維やビタミンCが豊富な野菜です。厚生連によると、「コレステロール値の急激な上昇を抑制する効果も期待できる」とのことです。
カボチャを見分けるポイント
※写真はイメージ
おいしいカボチャを見分けるポイントは下記のとおりです。
・ヘタの大きさが10円玉程度。
・果肉の色が濃い。
・種がふっくらと厚く膨らんでいる。
・ずっしりと身がつまって重い。
カボチャはカロテンやカリウム、ビタミンE、ビタミンB1、ビタミンB2といった栄養素が豊富な野菜です。血行を促進して身体を温め、免疫力を高めてくれる効果があります。
サトイモを見分けるポイント
※写真はイメージ
おいしいサトイモを見分けるポイントは下記のとおりです。
・まるまると膨らんでいる。
・皮の色が濃い茶褐色で、黒くなっていない。
・ビニールに袋詰めされている場合は、袋の裏側に水滴が付いていないもの。
厚生連によると、「サトイモはいも類の中でもっともエネルギー量が低く、カリウムが豊富」とのこと。そのため、高血圧の予防や改善に効果があるそうです。
長いもを見分けるポイント
※写真はイメージ
おいしい長いもを見分けるポイントは下記のとおりです。
・上から下までの太さが均一。
・ヒゲの根元が黒ずんでいない。
・カットされている場合は、断面が鮮やかで変色がない。
・カットされている場合は、断面がみずみずしいもの。
長いもに含まれるネバネバの成分が胃の粘膜を保護し、胃潰瘍の予防などの効果があります。消化酵素も含まれており、消化をうながす働きも期待できるそうです。
レンコンを見分けるポイント
※写真はイメージ
おいしいレンコンを見分けるポイントは下記のとおりです。
・カットされている場合は、レンコンの穴に黒ずみや褐色になった部分がない。
・カットされている場合は、穴のサイズがそろっている。
厚生連によると「レンコンの主成分であるデンプンは体内でエネルギーとなるため、身体を温める効果がある」とのこと。
また、疲労回復やビタミンB6による貧血予防や肝機能の働きを助ける効果もあるそうです。
せっかく旬の秋野菜を食べるのなら、よりおいしいものを食べたいところ。
「今まで適当に選んでいた」「まったく知らないポイントばかりだった」という人は、紹介した見分けるポイントを参考に、それぞれの野菜を選んでみてください。
「食欲の秋」におすすめ!おいしい秋野菜の見分け方
[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]