【速報・動画あり】ベルギーで同時多発テロが発生か　空港と地下鉄で同時に爆発　１０人以上の死者も

2016年3月22日午前８時（日本時間１６時）、ベルギーの首都ブリュッセル北部にあるブリュッセル国際空港の１Ｆ出発ロビーで２度にわたり、爆発が発生しました。ベルギー公共放送は空港での爆発を自爆テロと報じています。

現在確認されている爆発地点は、出発ロビーのみで、飛行機自体で爆破が起こったとの情報はなく、飛行機が狙われたのかどうかはまだ分かっていません。

現在、空港は閉鎖され、空港につながるバスや鉄道などもストップした状態だといいます。

現地メディアによると少なくとも１１名が死亡、２５名が負傷。日本大使館によると、被害者の中に日本人が含まれているかどうかは確認できていないとのことです。

地下鉄でも爆発

およそ一時間後の午前９時、同じくベルギーの地下鉄Maalbeek駅でも爆発が発生。この駅はＥＵ本部近くに立地しています。

目撃情報によると、爆発は１度で、ケガ人の状況は不明とのこと。十数名が負傷したとの現地報道もあるようですが、真偽のほどは不明です。

さらにSNS上では、Schumann駅、Kunstwet駅でも爆発が起こった可能性が伝えられていますが、現状では確認できていません。

地下鉄から避難する人々の様子

パリ同時多発テロとの関連は不明

ベルギーでは、２０１５年１１月に起こったパリ同時多発テロの実行犯とされるサラ・アブデスラム容疑者が今月１８日に拘束されたばかり。現時点では、パリ同時多発テロとの関連は分かっていません。

現時点でベルギー国会は閉鎖され、ベルギーとフランスの国境も閉鎖されています。

続報が入り次第お伝えいたします。