ダッカ人質事件 日本人1人救出も残り7人は安否不明 政府筋「厳しい見通し」
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今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

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日本時間2016年7月2日未明、バングラデシュで起こったダッカ人質事件。
当初、店内に日本人がいるかどうかは不明とされていましたが、結果的には8人の日本人が居合わせ、襲撃事件に巻き込まれていました。
治安部隊の突入で日本人1人を救出
バングラディッシュの治安部隊の突入により、飲食店に立てこもっていた武装集団を制圧。日本人男性1人を含む13人が救出されました。
救出されたこの日本人男性は、残りの7人と共に人質事件の現場となった飲食店に入店。事件発生時、たまたま席を立っていたため、ほかの7人がどうなったかについては把握できていないそうです。
また、救出された男性は被弾していたようですが、命に関わる状態ではないとのこと。日本大使館職員の聞き取りにも応じています。
しかし、日本政府も、残りの日本人の安否についてはまだ確認ができていないようです。政府筋は残り7人の安否について「厳しい見通しを持っている」と述べたとの報道もありました。
萩生田光一官房副長官は「引き続き、残り7人の安否確認を急ぐ」と語っています。
安否が確認できていない方々の無事を願います。