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ボランティアで台湾に向かった日本の学生たち… 彼らが異国で学んだこととは?

By - grape編集部  公開:  更新:

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2016年2月。台湾の台北アリーナで四大陸フィギュアスケート選手権が開かれました。

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アフリカ、アジア、アメリカ、オセアニアから選手が参戦し、世界各国から観客が訪れるこの大会では、実は日本人の学生ボランティアたちが活躍していました!

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現地の学生ボランティアスタッフと密接に協力しながら、いったい彼らはどのような活動をし、どのようなことを学んだのでしょうか?

様々な国の人が集まった本大会。6人の学生ボランティア達は、英語で来場客の案内をしたり、女子シングルで優勝した宮原知子選手のインタビューの通訳をしたりと、大会を円滑に進めるためにとても重要な役割を果たしました。

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ボランティア活動以外にも学生たちは、現地の学生スタッフとの交流をすることにより、貴重な体験をしたようです。

日本語を教えたり、一緒に巨大なかき氷を食べに行ったり。みんなでシェアして食べる姿を見ていると、国籍の違いなんて微塵も感じさせませんね。

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台湾を去る時、現地スタッフは空港まで見送りに。過ごした時間はたった一週間とはいえ、大事な仲間となった彼ら。別れを惜しんで思わず涙をしてしまう学生も。

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異国の人と通じ合って、自分の世界が広がる。学生たちが肌で感じたことは今後、大きな経験となるのでしょうね。

言語に正解を求めない

今回台湾にボランティアに参加した学生たちは、TOEIC®テストと、英語での発信力をはかるTOEIC® Speaking & Writing(TOEIC S&W)のスコアにより選ばれました。

これは2007年から始まった、比較的新しいテストです。

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読解や文法だけに集中していると、いざ英語で会話をしようとするときに、「正しく理解しているのか、正しく話せるだろうか」と不安になってしまい、話すことに躊躇してしまうことがあります。

しかし会話で重要なことは、伝えること。細かいことは気にしなくていいのです!間違えることを恐れずに話し続けることが、英語のレベルアップの近道のひとつなんですね。

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『TOEIC S&W』は、質問に答えたり、意見を述べたりと、『発信力』のテスト。採点ポイントも、流暢でなくてもコミュニケーションがとれれば評価されるそうです。今回ボランティアに参加した学生たちも『TOEIC S&W』で培ったスキルを活かして、積極的にコミュニケーションをはかることができました。

最近では多くの団体が採用している『TOEIC S&W』
スキルアップやキャリアアップのみならず、今回の学生ボランティアの様に言語を通して視野を広げる喜びを感じるきっかけになるみたいですね。

言葉を使って異国の人と通じ合う。

今回のボランティア経験により学生たちが得たもっとも大きなものは、自信や経験ではなく、彼らとの友情だったのではないでしょうか。

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