「これ持って来たんですけど…」 観光客が差し出したものを見た店員は? 提供:株式会社JTB By - grape編集部 公開:2025-02-05 更新:2025-02-05 SDGs九州国内旅行大分旅行熊本 Share Post LINE はてな あなたは旅行の時に、必ず持っていくものはありますか。 荷物はなるべく減らしたいという人がいる一方で、寝具や衛生用品などは使い慣れたものでないと嫌な人や、こだわりのあるマイグッズを持参する人もいるでしょう。 そんな『マイ○○』ですが、あるものを旅先に持っていくと、ちょっぴり嬉しいことがあるかもしれません。 国内旅行でも大活躍のアイテムとは… 旅先に持参するといいアイテム、それは『マイボトル』! 旅行でお馴染みの株式会社JTBは、国内旅行プラン『マイカップ・マイボトル de 旅グルメ』を展開中。 リユースが可能なカップやボトルなどを持参し、旅先で提示すると、全国各地の名産品などをサービスしてもらうことができるといいます。 洗って繰り返し使えるものであれば、形状やサイズなどに指定はありません。 どのようなサービスが受けられるのか、マイボトルを持って旅行に行ってみました! マイボトルを持って九州を訪れると… grapeが訪れたのは九州地方。まずは熊本県阿蘇市に向かいました。 火山活動によって形成された、世界最大級のカルデラを有し、美しい大自然が特徴的な同市。 ただドライブをしているだけでも、息を呑むような絶景が続きます! 代表的な観光地の1つ、草千里は、放牧された牛や馬が悠々と歩く姿や、日によって、ダイナミックな噴煙を上げる阿蘇中岳が見渡せる絶景スポットです。 grapeは、そんな草千里を一望できるロケーションにあるレストラン&ショップ『douce Nucca(ドゥース ヌッカ)』を訪れました。 阿蘇の雄大な自然の中で育った和牛『あか牛』を使った肉料理や、草千里をイメージした緑のバンズが特徴的な『ヌッカバーガー』などが人気のレストランです。 店名はフランス語で『心地よい・やさしい』などを意味する『douce』と、熊本県の方言で『温かい』を意味する『ぬっか』を組み合わせたもの。 ハンドメイドのグッズなど、店名の通り、温かさを感じるオリジナル商品もたくさん販売されていました。 そんな『douce Nucca』でマイボトルを提示すると、『白川水源』の天然水がもらえます。 環境省の『名水百選』にも選ばれた、熊本県を代表する水源池である『白川水源』。 口当たりもよくまろやかな味わいで、草千里の絶景を見ながら飲む名水は、格別に感じるでしょう! 続いて紹介するのは、『ASO MILK FACTORY』。 世界的な賞を受賞して注目された牛乳『ASO MILK』を手掛ける『阿部牧場』の直営店です。 広大な敷地には、カフェやショップだけでなく、菓子工房、チーズ工房、レストラン、バラ園が併設されており、『ASO MILK』を使ったチーズなどの乳製品やスイーツが楽しめます。 乳製品や菓子が作られていく様子も見学することができるので、思わず足を止めて見入ってしまうでしょう。 焼きたてのバウムクーヘン 『ASO MILK FACTORY』でマイボトルを提示すると、『ASO MILK』をたっぷり使ったソフトクリームがもらえました! ひと口食べただけで、濃厚なミルクの味わいが口いっぱいに広がります。 かわいらしいミルククッキーとの相性もばっちりです! また、店内を見渡すと、キズが入って牛乳ビンとしては使えなくなってしまったものを、照明器具として再利用するなど、エコな取り組みも行われていました。 牛乳ビンの反射で、温かさを感じるやさしい光を放っています。見た目もオシャレでかわいらしいですね! 続いて、九州を代表する温泉地『由布院温泉』で有名な、大分県由布市を訪れました。 街全体が温泉地であるため、いわゆる『歓楽街』は存在しません。 温泉地でありながら、のどかな田園風景も広がっているのが同市の特徴です。 また、食べ歩きスポットも豊富な同エリア。grapeは、湯の坪街道沿いにあるカフェ『茶・cha GOEMON Cafe』を訪れました。 お団子を始めとするスイーツや、お茶やジュース、コーヒーなどを楽しめる同店。 カラフルなドライフラワーで彩られた、オシャレなイートインスペースもあるので、ちょっとした休憩や小腹を満たしたい時にぴったりでしょう! 同店でマイボトルを提示すると、なんと『金箔みたらし』を除いた好きなお団子を2本サービスしてもらえます! 悩みましたが、一番人気だという『みたらし団子』と、『磯辺チーズ』の2本をセレクト。 スタッフがマイボトルに移し替えて、提供してくれます。 甘い系としょっぱい系の組み合わせは相性抜群。ペロリと食べてしまいました! このように、マイボトルを持っていくだけで、地域や施設の名産品などがもらえます。 ほかにも全国各地で、スープやジュース、スイーツなど、さまざまなサービスが受けられるでしょう。 詳しく知りたい人は、下記のウェブサイトをチェックしてみてください! 『マイカップ・マイボトル de 旅グルメ』 サステナブルな旅行はほかにも… 多くの人や車でにぎわい、辻馬車や人力車なども町中を行き交っている、由布院エリア。 そんな中、由布院駅前にひと際目立つ乗り物がありました。 これは『nolc(ノルク)』と呼ばれるパブリックモビリティ。 環境にやさしい電動自動車で時速20km未満ですが、公道を走ることもできるそうです! 駅を出発し、温泉熱を利用した温室の中で育った花やハーブなどが見られる『フローラハウス』、千年以上の歴史を持つ緑と水が豊かなパワースポット『宇奈岐日女(うなぎひめ)神社』を巡り、駅へと戻る観光周遊ルートを運行しています。 宇奈岐日女神社 周遊時間は約50分。由布院ののどかな町並みを眺めながら移動し、目的地ではゆっくりと歩いて観光が可能です。 運転手が観光案内をしてくれるので、由布院の歴史や魅力などを詳しく知ることができるでしょう! また、話を聞いてみると『ノルク』はただ環境にやさしい電気自動車というわけではなく、町中の混雑緩和にも貢献しているのだとか。 一部のエリアに人と車が集中して狭い道に人があふれたり、渋滞が起こってしまったりなど、観光客の一極化が問題視されている同市。 マイカーで訪れる観光客も、駅の周辺は徒歩で、ちょっと離れたところは『ノルク』で観光してもらうことにより、人や車の集中を避けられる狙いがあるといいます。 ゴミ問題やフードロスなどが注目されている昨今。各観光地でも、サステナブルな取り組みが活発になっているようです。 旅行客が繰り返し使えるマイボトルやマイカップを使うだけでも、観光地での余分なゴミを減らせます。 自身がサービスを受けつつ、環境のためにもなるのであれば、一石二鳥といえそうですね! ほかにも、極力人の集中しやすい土日を避ける、食事はその土地の食材を味わうなど、ちょっとした意識が観光地の資源や環境を守ることにつながるかもしれません。 マイボトル旅のように、ユニークでお得な取り組みも多くあるので、気になった人はウェブサイトをチェックしてみてはいかがでしょうか! JTBのサステナビリティプランはこちらから JTBグループのサステナビリティへの取り組み ※ サービス内容は、2025年2月時点のものです。 ※ サービス内容により、提示された容器以外での提供となる場合もあります。 [文・構成/grape編集部] Share Post LINE はてな
あなたは旅行の時に、必ず持っていくものはありますか。
荷物はなるべく減らしたいという人がいる一方で、寝具や衛生用品などは使い慣れたものでないと嫌な人や、こだわりのあるマイグッズを持参する人もいるでしょう。
そんな『マイ○○』ですが、あるものを旅先に持っていくと、ちょっぴり嬉しいことがあるかもしれません。
国内旅行でも大活躍のアイテムとは…
旅先に持参するといいアイテム、それは『マイボトル』!
旅行でお馴染みの株式会社JTBは、国内旅行プラン『マイカップ・マイボトル de 旅グルメ』を展開中。
リユースが可能なカップやボトルなどを持参し、旅先で提示すると、全国各地の名産品などをサービスしてもらうことができるといいます。
洗って繰り返し使えるものであれば、形状やサイズなどに指定はありません。
どのようなサービスが受けられるのか、マイボトルを持って旅行に行ってみました!
マイボトルを持って九州を訪れると…
grapeが訪れたのは九州地方。まずは熊本県阿蘇市に向かいました。
火山活動によって形成された、世界最大級のカルデラを有し、美しい大自然が特徴的な同市。
ただドライブをしているだけでも、息を呑むような絶景が続きます!
代表的な観光地の1つ、草千里は、放牧された牛や馬が悠々と歩く姿や、日によって、ダイナミックな噴煙を上げる阿蘇中岳が見渡せる絶景スポットです。
grapeは、そんな草千里を一望できるロケーションにあるレストラン&ショップ『douce Nucca(ドゥース ヌッカ)』を訪れました。
阿蘇の雄大な自然の中で育った和牛『あか牛』を使った肉料理や、草千里をイメージした緑のバンズが特徴的な『ヌッカバーガー』などが人気のレストランです。
店名はフランス語で『心地よい・やさしい』などを意味する『douce』と、熊本県の方言で『温かい』を意味する『ぬっか』を組み合わせたもの。
ハンドメイドのグッズなど、店名の通り、温かさを感じるオリジナル商品もたくさん販売されていました。
そんな『douce Nucca』でマイボトルを提示すると、『白川水源』の天然水がもらえます。
環境省の『名水百選』にも選ばれた、熊本県を代表する水源池である『白川水源』。
口当たりもよくまろやかな味わいで、草千里の絶景を見ながら飲む名水は、格別に感じるでしょう!
続いて紹介するのは、『ASO MILK FACTORY』。
世界的な賞を受賞して注目された牛乳『ASO MILK』を手掛ける『阿部牧場』の直営店です。
広大な敷地には、カフェやショップだけでなく、菓子工房、チーズ工房、レストラン、バラ園が併設されており、『ASO MILK』を使ったチーズなどの乳製品やスイーツが楽しめます。
乳製品や菓子が作られていく様子も見学することができるので、思わず足を止めて見入ってしまうでしょう。
焼きたてのバウムクーヘン
『ASO MILK FACTORY』でマイボトルを提示すると、『ASO MILK』をたっぷり使ったソフトクリームがもらえました!
ひと口食べただけで、濃厚なミルクの味わいが口いっぱいに広がります。
かわいらしいミルククッキーとの相性もばっちりです!
また、店内を見渡すと、キズが入って牛乳ビンとしては使えなくなってしまったものを、照明器具として再利用するなど、エコな取り組みも行われていました。
牛乳ビンの反射で、温かさを感じるやさしい光を放っています。見た目もオシャレでかわいらしいですね!
続いて、九州を代表する温泉地『由布院温泉』で有名な、大分県由布市を訪れました。
街全体が温泉地であるため、いわゆる『歓楽街』は存在しません。
温泉地でありながら、のどかな田園風景も広がっているのが同市の特徴です。
また、食べ歩きスポットも豊富な同エリア。grapeは、湯の坪街道沿いにあるカフェ『茶・cha GOEMON Cafe』を訪れました。
お団子を始めとするスイーツや、お茶やジュース、コーヒーなどを楽しめる同店。
カラフルなドライフラワーで彩られた、オシャレなイートインスペースもあるので、ちょっとした休憩や小腹を満たしたい時にぴったりでしょう!
同店でマイボトルを提示すると、なんと『金箔みたらし』を除いた好きなお団子を2本サービスしてもらえます!
悩みましたが、一番人気だという『みたらし団子』と、『磯辺チーズ』の2本をセレクト。
スタッフがマイボトルに移し替えて、提供してくれます。
甘い系としょっぱい系の組み合わせは相性抜群。ペロリと食べてしまいました!
このように、マイボトルを持っていくだけで、地域や施設の名産品などがもらえます。
ほかにも全国各地で、スープやジュース、スイーツなど、さまざまなサービスが受けられるでしょう。
詳しく知りたい人は、下記のウェブサイトをチェックしてみてください!
『マイカップ・マイボトル de 旅グルメ』
サステナブルな旅行はほかにも…
多くの人や車でにぎわい、辻馬車や人力車なども町中を行き交っている、由布院エリア。
そんな中、由布院駅前にひと際目立つ乗り物がありました。
これは『nolc(ノルク)』と呼ばれるパブリックモビリティ。
環境にやさしい電動自動車で時速20km未満ですが、公道を走ることもできるそうです!
駅を出発し、温泉熱を利用した温室の中で育った花やハーブなどが見られる『フローラハウス』、千年以上の歴史を持つ緑と水が豊かなパワースポット『宇奈岐日女(うなぎひめ)神社』を巡り、駅へと戻る観光周遊ルートを運行しています。
宇奈岐日女神社
周遊時間は約50分。由布院ののどかな町並みを眺めながら移動し、目的地ではゆっくりと歩いて観光が可能です。
運転手が観光案内をしてくれるので、由布院の歴史や魅力などを詳しく知ることができるでしょう!
また、話を聞いてみると『ノルク』はただ環境にやさしい電気自動車というわけではなく、町中の混雑緩和にも貢献しているのだとか。
一部のエリアに人と車が集中して狭い道に人があふれたり、渋滞が起こってしまったりなど、観光客の一極化が問題視されている同市。
マイカーで訪れる観光客も、駅の周辺は徒歩で、ちょっと離れたところは『ノルク』で観光してもらうことにより、人や車の集中を避けられる狙いがあるといいます。
ゴミ問題やフードロスなどが注目されている昨今。各観光地でも、サステナブルな取り組みが活発になっているようです。
旅行客が繰り返し使えるマイボトルやマイカップを使うだけでも、観光地での余分なゴミを減らせます。
自身がサービスを受けつつ、環境のためにもなるのであれば、一石二鳥といえそうですね!
ほかにも、極力人の集中しやすい土日を避ける、食事はその土地の食材を味わうなど、ちょっとした意識が観光地の資源や環境を守ることにつながるかもしれません。
マイボトル旅のように、ユニークでお得な取り組みも多くあるので、気になった人はウェブサイトをチェックしてみてはいかがでしょうか!
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JTBグループのサステナビリティへの取り組み
※ サービス内容は、2025年2月時点のものです。
※ サービス内容により、提示された容器以外での提供となる場合もあります。
[文・構成/grape編集部]