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玉ねぎのカビは食べても大丈夫?カビが発生する原因と保存のコツをご紹介

By - grape編集部  公開:  更新:

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玉ねぎのカビは食べても大丈夫?カビが発生する原因と保存のコツをご紹介

※写真はイメージ

玉ねぎを使おうとしたら、表面に黒い斑点やフワフワした白い綿のようなものがあり「これって食べても大丈夫なのかな」と戸惑った経験はありませんか。

本記事では、玉ねぎに発生する可能性があるカビの種類や見分け方、対処法、食べられるかどうかの判断基準などを解説。さらに、日常で実践できるカビ予防の方法まで、分かりやすくまとめました。

大切な食材をムダにしないためにも、玉ねぎの正しい保存と対処法を知って、安心して使い切るヒントを見つけてくださいね。

玉ねぎに発生しやすいカビの種類と原因

玉ねぎに発生しやすいカビの種類と原因

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玉ねぎにカビが生えてしまうことは、よく起こるトラブルの1つです。湿度や傷みなど、さまざまな要因によってカビが発生するおそれがあります。

ここでは、玉ねぎに発生しやすい代表的なカビの特徴や原因についてまとめました。

黒いカビ

玉ねぎの表面に黒い斑点や、粉のようなものが付いている場合には、『黒カビ』かもしれません。

黒く見えるのはカビの胞子であり、果肉には入り込まないといわれていることから、洗うと落ちやすいことが特徴です。

玉ねぎに発生する黒カビは、主に『アスペルギルス・ニガー』と呼ばれる菌なのだとか。

収穫時に高温多湿の状態だと発生しやすく、カビ菌自体は畑や種子に存在していることが多いようです。

白いカビ

玉ねぎの根の部分にフワフワとした綿のようなものが見られる場合、『タマネギ乾腐病(かんぷびょう)』と呼ばれる白カビが発生している可能性があります。

原因は『フザリウムオキシスポルム f.sp.セペ』という病原菌といわれており、土壌中から玉ねぎの根の先端や、虫食いなどによる傷口を通じて感染することもあるようです。

この白カビは、玉ねぎの根元付近に発生することが多いといわれています。

緑や青色のカビ

緑色や青色のカビは、『ペニシリウム属』と呼ばれるカビの一種で、ブルーチーズに使われているカビと同じ系統です。

湿度の高い土壌や室内、空気中などさまざまな場所に存在し、身近な食品にも発生しやすい傾向にあります。比較的、日常生活でも目にする機会が多いカビといえるでしょう。

カビの生えた玉ねぎは食べられる?

カビの生えた玉ねぎは食べられる?

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基本的には、カビが生えている部分をしっかり取り除けば、食べることは可能だといわれています。

黒カビの場合は、外側の皮をむいたり水で洗い流したりすることで、ある程度除去できるようですが、目に見えない部分にまでカビ菌が広がっている可能性もゼロではありません。

そのため、カビが付着している箇所はやや広めに包丁で切り落とすのが望ましいとされています。

ただしカビは病原菌の一種といわれているため、免疫力が弱い子供や高齢者が口にするのは避けたほうが安全でしょう。

カビが生えた食品は本来、廃棄が推奨されています。心配な場合は無理に食べず、処分する判断が必要です。

ぬめりや刺激臭がある場合や、ブヨブヨと柔らかくなっている場合には、腐敗が進んでいる可能性があるため、口にせずそのまま処分してください。

玉ねぎのカビを防ぐ3つの保存ポイント

玉ねぎのカビを防ぐ3つの保存ポイント

※写真はイメージ

カビは、ちょっとした環境の変化や保存方法の違いによって発生のリスクを減らせるのだとか。特に湿気や気温の管理は、玉ねぎのカビ対策において重要なポイントです。

日常の中でできるちょっとした工夫を取り入れるだけで、鮮度を保ちつつ長持ちさせられるでしょう。

ここでは、玉ねぎのカビを防ぐ保存方法のポイントをまとめました。

1.風通しのいい場所に保管する

カビが発生する大きな原因の1つが、湿気だといわれています。そのため、風通しがよく湿気のこもらない場所で保管するのがおすすめです。

ネットやカゴに入れておくと通気性が保たれ、カビの発生を防ぎやすくなるのだとか。もし吊るせる場所があれば、ネットなどに入れて玉ねぎを吊るして保管するのも効果的です。

2.夏場は冷蔵庫の野菜室に保管する

夏場や梅雨といった、高温多湿の時期における玉ねぎの保管には、特に注意しましょう。気温や湿度が高くなるこの時期は、常温での保存が難しく、カビや傷みの原因になり得ます。

この時期におすすめなのが、冷蔵庫の野菜室での保管です。湿度と温度が比較的安定しており、玉ねぎの鮮度を保ちやすい環境といえます。

ただし、冷蔵庫内はほかの野菜から出る水分も多いため、玉ねぎが湿気を吸ってしまわないように工夫が必要です。新聞紙で包んでからポリ袋に入れて保存することで、余分な湿気を避けられるといいます。

なお、野菜室で保存する際も、様子を見ながら傷む前に早めに使い切るようにしましょう。保存期間の目安は2週間~1か月ほどのようです。

3.使いかけの玉ねぎは乾燥に注意する

使いかけの玉ねぎをどう保存すればよいか迷う人も多いのではないでしょうか。


カットした玉ねぎは、切り口が乾燥しないようラップでしっかり包んでから冷蔵庫に入れるのが基本です。

玉ねぎの皮は付いたままのほうが乾燥を防ぎやすいといわれています。玉ねぎを1個丸ごと使わない場合は、玉ねぎの皮を残した状態でカットしてから保存するとよいでしょう。

特にスライスした玉ねぎは空気に触れる面積が広く、傷みやすい傾向があります。そのため、ラップだけでなく密閉容器に入れて保存することで、空気との接触をできる限り減らすことがポイントです。

なお、冷蔵庫での保存は一時的な手段と考え、早めに食べ切るようにしましょう。

玉ねぎのカビは種類によって対処が異なる

玉ねぎに生えるカビにはいくつかの種類があり、それぞれ見た目や原因が異なります。

カビが生えてしまっても、表面だけであれば食べられるケースもありますが、内部まで広がっている場合や、不安がある時は無理に食べず処分することが大切です。

また、風通しのよい場所での保管や冷蔵庫の活用、密閉保存など、日常のひと工夫でカビの発生を予防しやすくなります。

玉ねぎをムダにせず、おいしく安全に食べるためにも、正しい知識と保存方法を身につけておきましょう。


[文・構成/grape編集部]

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