『横浜のソウルフード』を東京で買うと…? 「違いを見つけた」
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株式会社崎陽軒(以下、崎陽軒)から販売されている『昔ながらのシウマイ(以下、シウマイ)』。
神奈川県横浜市の名物を聞かれたら、「崎陽軒のシウマイ」と答える人は多いでしょう。
特に、『シウマイ』をはじめとした、さまざまなおかずが詰まった『シウマイ弁当』は、多くの人から愛されている、定番の弁当の1つですよね。
横浜出身者が『シウマイ弁当』を語ると…?
静岡県在住の、うまみちゃん(umamichanmanga)さんは、幼い頃、横浜市に住んでいたといいます。
そんなうまみちゃんさんがInstagramに投稿した、『シウマイ弁当』についてのイラストが話題になりました。
うまみちゃんさんいわく「『シウマイ弁当』は横浜市民のソウルフード」なのだとか。
東京都や静岡県に引っ越しをした後も、変わらず食べ続けているそうです。
うまみちゃんさんは、特にタケノコのおかずがお気に入りだといいます。『シウマイ』はもちろん、蒸気炊飯方式で仕上げた、もちもちのご飯や、マグロの漬け焼も人気が高いですよね!
投稿には、「タケノコ、おいしいよね。私は、アンズ派!」「駅弁を選ぶときは、毎回『シウマイ弁当』にしています」など、さまざまなコメントが寄せられました。
さて、うまみちゃんさんの投稿したイラストの中に、このような説明があったことに気が付きましたか。
横浜にある工場で製造したものは紐で縛られていて、東京にある工場で製造したものはフィルムがかけられているよ。
果たして、本当にパッケージが異なるのか。崎陽軒に話を聞いてみました。
『シウマイ弁当』のパッケージについて、崎陽軒に聞いてみると?
『シウマイ弁当』のパッケージは、包装を行った工場によって異なるのだといいます。
神奈川県横浜市にある、本社工場と横浜工場では、以下の画像のように、掛け紙と紐を使って包装をしており、主に神奈川エリアに出荷されるそうです。
東京エリアに出荷される『シウマイ弁当』は、東京都江東区にある、東京工場で包装され、かぶせ蓋にフィルムがかかっているとのこと。
ちなみに、パッケージをよく見ると、東京都墨田区にあるタワー、東京スカイツリーがデザインされています。
2枚の写真を見比べると、パッケージに違いがあることが分かりますよね。思わず「知らなかった!」といってしまった人もいるでしょう!
なぜ、工場によってパッケージが違うのか?
工場によって異なる包装。どういった経緯で、パッケージの違いが生まれたのでしょうか。
崎陽軒の担当者からは、このように回答がありました。
昔から、『シウマイ弁当』は、掛け紙に紐をかけています。
しかし、東京工場ができた際、この『紐かけ』ができるスタッフが、東京工場にいませんでした。
そのため、東京工場では、かぶせ蓋にフィルムという包装になったのです。
きっかけは、「紐かけができるスタッフがいない」というやむを得ない理由だったとのこと。
しかし、購入した地域によってパッケージに変化があるのは『シウマイ弁当』を買う、楽しみの1つになりますね。
ちなみに、『シウマイ弁当』には、以下のおかずなどが詰められているそうです。
・『俵型ご飯(小梅、黒胡麻)』
・『昔ながらのシウマイ』
・『鮪(マグロ)の漬け焼』
・『蒲鉾(かまぼこ)』
・『鶏の唐揚げ』
・『玉子焼き』
・『筍煮(たけのこに)』
・『あんず』
・『切り昆布&千切り生姜』
魅力がたっぷり詰まった、崎陽軒の『シウマイ弁当』。
神奈川県を訪れた際はもちろん、旅先や仕事中のランチなどに『シウマイ弁当』を味わってみてはいかがでしょうか。その時には、包装にも注目してみてくださいね!
[文・構成/grape編集部]