『バターが黄色くなる』 企業の解説に「気を付けます」「だからか」
公開: 更新:

※写真はイメージ

ポッカレモンの正しい保管方法 メーカーの情報に「気をつけます」【正しい保存方法4選】ポッカレモンやハチミツ、味噌、ラー油など、日常的に使う調味料や食品は、保存場所を間違えると風味や品質が損なわれてしまうことがあります。メーカーが推奨する正しい保存方法を知ることで、最後のひと滴までおいしさを保てるでしょう。

冷蔵庫に入れただけで? リンゴの甘さに「マジで?」「今すぐやる」【保存のコツ4選】リンゴや桃、梨など、果物は保存方法によって味わいや甘みが大きく変わります。冷蔵や常温の使い分け、新聞紙やポリ袋での保存など、ちょっとした工夫で鮮度を長く保つことが可能です。季節を問わず役立つ果物の保存のコツをまとめています。
- 出典
- 森永乳業






バターは、料理やお菓子作りに欠かせない食材です。
バターの開封後、表面が黄色くなっているのに気付いたことはありませんか。このまま食べても問題はないのか不安になる人もいるでしょう。
森永乳業株式会社(以下、森永乳業)の公式サイトでは、『開封後のバターが次第に黄色くなるのはなぜか』という質問に回答しています。
バターをより長く、おいしく楽しむための知識を身につけましょう。
バターが黄色くなる原因とは
※写真はイメージ
森永乳業はバターが黄色くなる原因について、次のように解説しています。
白い生乳から作られているにもかかわらず、なぜバターは黄色なのでしょうか。その理由は、牛が食べる草の中に含まれる黄色の色素『カロテン』です。
牛がカロテンを含む草を食べることで乳脂肪が黄色味を帯び、バターにもその色が現れます。
時間のたったバターの色が濃くなるのは、時間の経過とともに表面の水分が蒸発するためです。少々黄色くなっても品質に問題はないので、食べても問題ありません。
しかし、開封後のバターを放置すると乳脂肪の酸化が進み、風味が落ちてしまいます。余ったバターは、賞味期限に関わらず、できるだけ早めに使い切るようにしましょう。
バターの適切な保存方法
開封済みのバターは適切に保存すると、おいしく食べられます。残ったバターは空気に触れないようにラップなどで包むか、密閉できる容器に入れて冷蔵庫で保存しましょう。密閉すると、臭い移りも防げます。
長期間保存したい場合は『冷凍保存』がおすすめです。銀紙の上からラップで包み、冷凍保存用の袋に入れて冷凍庫へ入れましょう。適切な環境下で冷凍保存すれば、半年間ほど日持ちします。
使いやすい大きさにカットしてから保存する場合、1個ずつラップで包んでからさらにアルミホイルで包み、冷凍保存用の袋に入れて冷凍しましょう。アルミホイルを使うことで、光による劣化を防げます。
正しく保存して、おいしく食べてくださいね。
[文・構成/grape編集部]