『バターが黄色くなる』 企業の解説に「気を付けます」「だからか」
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- 出典
- 森永乳業
バターは、料理やお菓子作りに欠かせない食材です。
バターの開封後、表面が黄色くなっているのに気付いたことはありませんか。このまま食べても問題はないのか不安になる人もいるでしょう。
森永乳業株式会社(以下、森永乳業)の公式サイトでは、『開封後のバターが次第に黄色くなるのはなぜか』という質問に回答しています。
バターをより長く、おいしく楽しむための知識を身につけましょう。
バターが黄色くなる原因とは
※写真はイメージ
森永乳業はバターが黄色くなる原因について、次のように解説しています。
白い生乳から作られているにもかかわらず、なぜバターは黄色なのでしょうか。その理由は、牛が食べる草の中に含まれる黄色の色素『カロテン』です。
牛がカロテンを含む草を食べることで乳脂肪が黄色味を帯び、バターにもその色が現れます。
時間のたったバターの色が濃くなるのは、時間の経過とともに表面の水分が蒸発するためです。少々黄色くなっても品質に問題はないので、食べても問題ありません。
しかし、開封後のバターを放置すると乳脂肪の酸化が進み、風味が落ちてしまいます。余ったバターは、賞味期限に関わらず、できるだけ早めに使い切るようにしましょう。
バターの適切な保存方法
開封済みのバターは適切に保存すると、おいしく食べられます。残ったバターは空気に触れないようにラップなどで包むか、密閉できる容器に入れて冷蔵庫で保存しましょう。密閉すると、臭い移りも防げます。
長期間保存したい場合は『冷凍保存』がおすすめです。銀紙の上からラップで包み、冷凍保存用の袋に入れて冷凍庫へ入れましょう。適切な環境下で冷凍保存すれば、半年間ほど日持ちします。
使いやすい大きさにカットしてから保存する場合、1個ずつラップで包んでからさらにアルミホイルで包み、冷凍保存用の袋に入れて冷凍しましょう。アルミホイルを使うことで、光による劣化を防げます。
正しく保存して、おいしく食べてくださいね。
[文・構成/grape編集部]