新鮮なイカだと思ったら謎の変色が? 企業の解説に「納得」
公開: 更新:

※写真はイメージ

大根の保存方法を『冷蔵』『冷凍』『常温』に分けて解説!土中で保存する方法も紹介本記事では、大根の冷蔵、冷凍、常温での保存方法を解説します。また、収穫したばかりの大根を土中貯蔵する方法も説明しているため、畑がある人はぜひ挑戦してみてください。そのほか、大根の保存に関する疑問もご紹介しています。

栗の保存方法は?おいしく長持ちさせる方法と虫の確認方法を解説秋の味覚である栗のおいしさを損なわず長く楽しむためには、保存前の下処理と適切な保存が欠かせません。本記事では、冷蔵や冷凍での保存方法や虫がいるかどうかの見分け方を解説します。栗の保存方法を知りたい人は、ぜひ参考にしてください。
- 出典
- パルシステム
イカは、古い時代から日本人と深い付き合いのある食材で、全国各地にイカを扱った郷土料理が多数存在します。
日本人に愛されているイカですが、イカの表面に青いカビ状のものが付いているのを見かけたことがあるかもしれません。
本記事では、イカに付いているカビのようなものの正体について、詳しく解説します。
イカの謎を企業が回答
※写真はイメージ
イカは基本的に半透明の白っぽい状態ですが、まれに青っぽく変色しているのに気付くことがあります。「カビのようで不安だったから廃棄した」という人もいるかもしれません。
イカの表面に見られるカビのような謎の部分は、本当にカビなのでしょうか。
生協の宅配サービスであるパルシステム公式サイトの質問ページでは、以下の説明が掲載されていました。
イカのカビのようなものはイカの体液である『ヘモシアニン』であり、それが変色した状態のようです。
イカの色は基本的に無色透明ですが、酸素と融合することでたまに青や青黒い色に変色し、時間経過によって酸素と離れて無色になります。変色していても品質には問題なく、食べても害はないようです。
またこの部分を顕微鏡で観察、微生物検査で確認したところ、カビの菌糸や身体に害のある成分は発見されませんでした。あくまでイカの体液の変色であって、身体に害のあるカビの物質とはまったくの別物なのです。
カビではないので処分する必要なし!
イカの表面に見える青っぽくなっている部分は、イカの体液が変色しただけでカビではないと分かりました。身体に害はないため、「カビみたいなのが出てるから捨てよう」と処分する必要はありません。
イカにはタウリンやアミノ酸、ビタミンEなど豊富な栄養素が含まれており、内臓機能の向上や血行不良改善の効果も期待できます。
正しい知識を持って、イカをおいしくいただきましょう。
[文・構成/grape編集部]