新鮮なイカだと思ったら謎の変色が? 企業の解説に「納得」
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- 出典
- パルシステム
イカは、古い時代から日本人と深い付き合いのある食材で、全国各地にイカを扱った郷土料理が多数存在します。
日本人に愛されているイカですが、イカの表面に青いカビ状のものが付いているのを見かけたことがあるかもしれません。
本記事では、イカに付いているカビのようなものの正体について、詳しく解説します。
イカの謎を企業が回答
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イカは基本的に半透明の白っぽい状態ですが、まれに青っぽく変色しているのに気付くことがあります。「カビのようで不安だったから廃棄した」という人もいるかもしれません。
イカの表面に見られるカビのような謎の部分は、本当にカビなのでしょうか。
生協の宅配サービスであるパルシステム公式サイトの質問ページでは、以下の説明が掲載されていました。
イカのカビのようなものはイカの体液である『ヘモシアニン』であり、それが変色した状態のようです。
イカの色は基本的に無色透明ですが、酸素と融合することでたまに青や青黒い色に変色し、時間経過によって酸素と離れて無色になります。変色していても品質には問題なく、食べても害はないようです。
またこの部分を顕微鏡で観察、微生物検査で確認したところ、カビの菌糸や身体に害のある成分は発見されませんでした。あくまでイカの体液の変色であって、身体に害のあるカビの物質とはまったくの別物なのです。
カビではないので処分する必要なし!
イカの表面に見える青っぽくなっている部分は、イカの体液が変色しただけでカビではないと分かりました。身体に害はないため、「カビみたいなのが出てるから捨てよう」と処分する必要はありません。
イカにはタウリンやアミノ酸、ビタミンEなど豊富な栄養素が含まれており、内臓機能の向上や血行不良改善の効果も期待できます。
正しい知識を持って、イカをおいしくいただきましょう。
[文・構成/grape編集部]