サクランボは冷蔵庫に即入れが正解 『鈴木さくらんぼ園』が教える保存と食べ頃のコツ

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サクランボの写真

※写真はイメージ

デジタル・コンテンツ・パブリッシング

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6月に旬を迎えるといわれる、サクランボ。スーパーマーケットなどの店頭にも、瑞々しいサクランボが並んでいますよね。

あなたはサクランボを購入した場合、どのように保存していますか。

サクランボの保存方法や食べ方などについて、山形県の庄内平野でおいしいサクランボを生産している『鈴木さくらんぼ園』にうかがいました。

サクランボの保存方法

サクランボを食べる時、「水分が傷みの原因になるので、食べる直前に洗うのがよい」という情報を耳にしたことはありませんか。

『鈴木さくらんぼ園』の宮城良太さんにうかがったところ、以下の回答がありました。

水分よりも保存状況によって傷むため、洗うタイミングはあまり気にしなくてよいと思います。

水分を気にする前に、サクランボが傷まないよう保存することが重要です。

つまり「いつ洗うか」よりも「どこに置くか」のほうが、サクランボの鮮度に大きく影響するということです。洗う前に、まず保存場所を正しく判断することが先決でしょう。

続けて、このようなアドバイスをもらいました。

最近は温暖化の影響で、生産者から常温で発送するのが難しくなっています。冷蔵で届いたサクランボを常温で保存すると傷むので、冷蔵で届いたらすぐに冷蔵庫に入れましょう。

これが長くサクランボを楽しむコツです。

鮮度のよいサクランボは届いてから冷蔵庫で保管すると、1週間ぐらいは楽しめます。

ただし『佐藤錦』という品種は柔らかいので、2~3日で食べたほうがよいです。

「温暖化は商品発送にも影響を与える」と口にする農家が増えた昨今。サクランボも常温で発送するのが難しくなっているのですね。

特に注意したいのが、冷蔵配送で届いた後の扱いです。一度冷えた状態のサクランボを常温に戻すと、温度変化によって傷みが一気に進んでしまいます。箱を開けたらすぐに冷蔵庫へ移すのが、鮮度を保ううえでもっとも重要なポイントです。

ちなみに、スーパーマーケットなどで常温販売されているサクランボは、冷暗所であれば、常温保存でも3日程度もちます。

購入場所によって保存方法が変わるため、「冷蔵で届いたか・常温で買ったか」を基準に判断すると分かりやすいですね。

品種によって食べごろが違う

宮城さんが挙げた『佐藤錦』は、果肉が柔らかく繊細な品種です。冷蔵庫に入れていても2〜3日で食べるのがよいとのことで、他の品種と同じ感覚で保存していると、気づいたときには傷んでいた、という事態になりかねません。購入時に品種を確認しておくと、食べきるタイミングを計りやすいでしょう。

サクランボの冷やし過ぎはNG?

ネット上では「サクランボを冷やしすぎはよくないため、食べる直前に冷やすのがよい」といった言説を見かけますが、これは本当でしょうか。

宮城さんによると…。

サクランボの甘みは含まれている果糖によるもので、果糖は冷やすと甘みが増します。

ただ、人間の舌は「冷やしすぎたものを甘いと感じにくい」ようなので、冷やしすぎないようにという話が広まっているのかもしれません。

個人的には、冷蔵庫に入れっぱなしで十分冷えたサクランボでも甘くておいしいと思います。

例えば、アイスクリームには砂糖が大量に使われていますが、冷やすことで過剰な甘みを感じにくくなっています。

これも『冷えたものに甘みを感じにくい』という味覚の特性によるもの。

とはいえ、味覚は個人差があるものなので、あまり気にせず、一度『よく冷えたサクランボ』を試してみるのはいかがでしょうか。

サクランボの写真

※画像提供:さくらん坊やの鈴木さくらんぼ園

最後に宮城さんからは、サクランボを食べる時のアドバイスがありました。

食べるぶんをその都度洗うのがよいと思います。

食べきれない場合は洗って水分を取ってから冷凍し、冷凍サクランボとして食べるのもおいしいです。

食べきれない時は冷凍保存が正解

冷凍する際は、洗った後にしっかり水分を拭き取ってから保存袋に入れるのがポイントです。水分が残ったまま冷凍すると、解凍時に食感が損なわれる原因になります。冷凍サクランボはそのままシャーベット感覚で食べると、また違う食感を楽しめるとのことです。

サクランボを購入したら、まず冷蔵することを覚えておくといいですね。

『鈴木さくらんぼ園』のアドバイスを参考にして、おいしいサクランボを旬のうちに楽しみましょう!


[文/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]

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取材協力
さくらん坊やの鈴木さくらんぼ園

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