マンゴー、皮が食べられるって知ってた? 農学校におすすめの食べ方を聞いてみた
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甘みがたっぷりで、柔らかい果肉がおいしい、マンゴー。
食べる時に剥いた硬い皮は、捨ててしまう人が大半でしょう。
ですが、マンゴーの皮をそのままゴミ箱に入れるのは、少々もったいないかもしれません。
そこで本記事では、農業のノウハウについて教えている、チバニアン兼業農学校にマンゴーの皮について聞いてみました。
実はマンゴーの皮は…
「マンゴーの皮は食べられるのか」という質問に対して、チバニアン兼業農学校は、以下のように回答しています。
日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、実はマンゴーの皮は食べることができます。
マンゴーの皮は厚く、繊維が強いため、食感に抵抗を感じるかもしれませんが、食べられないわけではありません。
新鮮なマンゴーであれば、皮にも栄養素が含まれています。
ビタミンAやビタミンCが豊富で、食物繊維も多く含まれているため、健康的な食生活に役立つのです。
ただし、チバニアン兼業農学校によれば、そのまま食べることは推奨できないのだそうです。
マンゴーの皮をそのまま食べるのは、おすすめできません。
なぜなら、皮には農薬や汚れが付着している可能性があるからです。
マンゴーを安心して皮ごと食べるためには、農薬をしっかりと洗い流すことが大切になります。
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マンゴーの皮の洗い方については、以下がおすすめとのこと。
推奨したいのは、ぬるま湯での洗浄。
まずは、ぬるま湯を流しながら手で優しく全体をこするようにします。
次に、食べる直前に食用の重曹水で再度洗浄しましょう。
こすりすぎは避けて、優しく丁寧に洗うのがポイントです。
最後に、流水で重曹を洗い流し、しっかりと水気を拭き取ります。
シンプルながらも効果的な洗浄方法で、農薬の心配を減らせるでしょう。
また「マンゴーの皮のアレルギーにも注意が必要」と、チバニアン兼業農学校は以下のように注意喚起をしています。
マンゴーの皮にアレルギー反応を起こす人が、稀に存在するため、アレルギー体質の人は注意が必要です。
皮に含まれるウルシオールという成分は、マンゴーのアレルギーを持つ人や敏感肌の人にかぶれや炎症などの症状を引き起こすことがあります。
マンゴーの皮を食べたい人は、口にする前に、皮を腕の内側などの敏感な部分に少し付けて、反応を見ることから始めましょう。
数時間たってもかぶれやかゆみが生じなければ、食べても問題ない可能性が高いです。
それでも心配な場合は、食べないほうが賢明です。
また、かぶれなどの症状が現れた際には、すぐに食べるのを中止して、医師の診断を受けることが大切。
安全に楽しむためには、自分の身体と向き合うことが何よりも重要になります。
コレがおすすめ! マンゴーの皮の食べ方
ビタミンや食物繊維を摂れるマンゴーの皮ですが、そのままだと食べにくさを感じるかもしれません。
最後に、チバニアン兼業農学校は、おすすめのマンゴーの皮の食べ方を教えてくれました。
マンゴーの皮のピクルス
ピクルスは、野菜や果物を酢や砂糖で漬け込む保存食で、食卓を彩るアクセントとして大変便利です。
マンゴーの皮を使ったピクルスなら、普通のピクルスとは一線を画す、トロピカルな香りが楽しめます。
材料はマンゴーの皮と酢、砂糖、塩、お好みのスパイスだけ。
皮を細かく切り、酢水に浸した後に砂糖と塩で味付けをして、ひと晩置くだけで完成。切って漬けるだけで、目にも鮮やかな一品が作れるでしょう。
マンゴーの皮のスムージー
朝食や間食に最適なスムージーですが、マンゴーの皮を使ってみると、より栄養価が高まり、味わいに深みが出ます。
作り方はとても簡単で、マンゴーの皮と果肉、ほかのフルーツや緑葉野菜をブレンダーで混ぜるだけ。
甘酸っぱさと爽快感を堪能できるスムージーは、1日の活力をもたらしてくれますよ。
デザートにも活躍する、マンゴーの皮
マンゴーの皮は、デザートの食材としても優れています。
風味と色鮮やかな見た目で、クレープやケーキ、パウンドケーキの飾りつけに使うと、オリジナルのスイーツが簡単にでき上がり。
おすすめは、マンゴーの皮をシロップでコトコト煮込んで、トッピングとして利用する方法です。
皮を細かくカットし、砂糖とレモン汁を加えて煮込むことで、ジャムのような滑らかなテクスチャーに仕上がります。
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チバニアン兼業農学校によると「捨ててしまうことが多いマンゴーの皮ですが、実は栄養豊富で、工夫次第でおいしい料理に大変身します。独特の風味があり、料理に深みを加えてくれるのも魅力的です」とのこと。
マンゴーの皮を食べる際は、アレルギー反応がないかをチェックして、アレンジを試してみてはいかがでしょうか。
[文/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]