さつまいもご飯は冷凍できる?保存方法のコツとアレンジレシピを紹介
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さつまいもご飯を作りすぎてしまった時、冷凍できるのか知りたい人もいるでしょう。さつまいもご飯は冷凍保存することで1週間~1か月ほど日持ちさせられるようです。
本記事では、さつまいもご飯の冷凍方法やおいしく食べられる期限について解説します。
冷凍したさつまいもご飯の解凍方法や、さつまいもご飯を作りすぎて早く消費したい人のために、アレンジレシピもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
さつまいもご飯は冷凍できる?
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さつまいもご飯は冷凍可能で、冷蔵するよりも長く保存できます。さつまいもご飯を冷凍すると、忙しい朝や夕飯に電子レンジで加熱するだけですぐに食べられて便利です。
ただし、あまりに長期間保存していると冷凍焼けしてしまい、パサパサした食感になることがあるのだとか。
冷凍焼けとは、食材に含まれる水分が冷凍庫の中で蒸発して乾燥してしまうことです。
作りすぎて余ったさつまいもご飯をおいしく食べられるように、適切に冷凍保存しましょう。
さつまいもご飯を冷凍する方法とコツ
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さつまいもご飯を冷凍する方法は温かいうちにラップで包み、粗熱が取れたらすぐに冷凍することです。温かいうちにラップで包んださつまいもご飯を少しでも早く冷凍保存することで、細菌の繁殖や傷みをおさえられるのだとか。できるだけ冷凍庫で急速冷凍しましょう。
本章では、さつまいもご飯をおいしく冷凍保存するコツについて解説します。
温かいうちにラップに包んで水分を逃がさない
できるだけ温かいうちにさつまいもご飯をラップに包むと、蒸発する水分を逃がさず、ご飯が乾燥するのを防げるようです。炊き立ての熱い状態でラップにくるむ際は、やけどに十分注意してください。
また、ラップに包んだ後は、タッパーや密閉袋などに二重に入れて密閉すると冷凍焼けの防止にもなるのだとか。
温かいうちにすぐに冷凍庫に入れると庫内の温度が上がり、ほかの食品の劣化につながるため、人肌程度に冷めてから冷凍庫に入れましょう。
1食分ずつ小分けにして保存する
さつまいもご飯を1食分ずつ小分けにして保存すると、必要な人数分だけ温められるほか、解凍時に加熱ムラが起きにくくなります。
小分けにする際は、解凍時に熱が均等に行き渡るようにご飯を平らにした状態で、空気を抜くようにラップで包むとよいでしょう。
炊き立てのご飯をラップで包む際はまだ柔らかい状態です。積み重ねるとご飯とさつまいもが潰れやすくなってしまうため、注意してください。
ラップがない場合は、冷凍や電子レンジ加熱が可能な保存容器に入れると、積み重ねて保存ができて便利です。
できるだけ早く温度を下げて冷凍する
さつまいもご飯を保存する際は、食中毒に注意が必要です。特に、6月~10月の梅雨から秋にかけて湿度や気温が高いと細菌が増えやすいため、できるだけ早くご飯の温度を下げて冷凍保存しましょう。
ラップで包んださつまいもご飯を熱伝導性の高い金属製のバットの上に置いたり、アルミホイルで包んだりすることで、温度を早く下げられます。
ただし、金属製のバットごと温めたり、アルミホイルを取り外さないまま電子レンジで加熱したりすると、発火の危険性があるため注意が必要です。
電子レンジで解凍や加熱する際は、必ずレンジ対応の耐熱容器に移して加熱してください。
冷凍したさつまいもご飯を解凍する方法
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冷凍したさつまいもご飯をおいしく解凍する方法は、食べる直前に必要な分だけ加熱することです。時間の目安は、600Wの電子レンジで約3分を2回に分けて加熱するとよいでしょう。
電子レンジのマイクロ波の照射は均一ではないため、熱が伝わりにくい部分から加熱ムラが生じてしまうことも。加熱ムラが生じないように1食分ずつ解凍しましょう。
600Wで1分加熱したら一度取り出し、箸でご飯を軽くほぐしてからさらに2分加熱すると、おいしく解凍できるようです。
解凍が足りない場合は、30秒ずつ様子を見ながら加熱時間を追加しましょう。
さつまいもご飯を長く冷凍保存した場合は、パサパサした食感になりやすいため、茶碗1杯分に対して小さじ1杯分の水をかけてから電子レンジで解凍するとよいのだとか。
また、長期間冷凍保管していると包んだラップが劣化して、冷凍庫に入っているほかの食材の臭いが移ることがあるようです。臭い移りを防ぐためにも、包んでいたラップは耐熱容器に移す際に外して、新しいラップをふんわりかけてから電子レンジで加熱しましょう。
さつまいもご飯の日持ち期限
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日持ちする期限は、冷蔵保存する場合で約2日と短く、冷凍方法する場合は1か月が目安となっています。ただし、冷凍したさつまいもご飯は徐々に風味や食感が落ちてしまうため、おいしく食べられる日持ちは約1週間が目安のようです。
さつまいもご飯は常温だと傷みやすいため、必ず冷蔵か冷凍保存してください。
翌日に食べ切る場合でも、冷凍保存したほうが傷みにくく安心でしょう。
余ったさつまいもご飯のアレンジレシピ
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さつまいもご飯を作りすぎて余ったら、味を変えてアレンジレシピを楽しむことがおすすめです。ここでは、さつまいもご飯のアレンジレシピをご紹介します。
さつまいもご飯をドリアにアレンジ
さつまいもご飯にホワイトソースを合わせて洋風ドリアに。
【材料(1人分)】
【作り方】
1.さつまいもご飯は電子レンジで軽く温めておく。
2.小鍋にバターを入れて中火にかけ、バターが溶けたら薄力粉を振り入れて焦げないように混ぜる。
3.全体がフツフツとしてきたら、牛乳を4~5回に分けて入れる度によく混ぜる。
4.3にさつまいもご飯を入れてソースを絡ませる。
5.4のさつまいもご飯をココット皿などの耐熱容器に移し、平らにならしてチーズをかける。
6.チーズが色づくまで焼いて完成。焼き時間の目安は、オーブンの場合220℃で約15分、トースターの場合1000Wで約10分。
市販のホワイトソースを使うともっと手軽に作れます。焼き時間は自宅のオーブンやトースターによって多少異なるため、焼き加減を見ながら調整してください。
さつまいもご飯をチャーハンにアレンジ
さつまいもご飯が簡単に中華風チャーハンに。
【材料(1人分)】
【作り方】
1.青ネギは小口切り、卵は小さめのボウルに割って溶いておく。
2.フライパンに油を熱し、溶き卵を入れたらすぐにさつまいもご飯を加えて手早く炒める。
3.青ネギと塩コショウを加え、仕上げに醤油を加えて全体を手早く混ぜ合わせて完成。
好みで鶏ガラスープの素を加えたり、紅ショウガを添えたりしてもよいでしょう。
さつまいもご飯は冷凍できる
さつまいもご飯は、冷凍すると冷蔵保存よりも日持ちが長くなります。ただし、長期間冷凍保存すると冷凍焼けしてしまうため、約1週間を目安に食べ切るようにしましょう。
さつまいもご飯を冷凍する際は、温かいうちに1食分ずつ小分けしてラップに密閉し、できるだけ早く温度を下げて冷凍することが大切です。また、さつまいもご飯を作りすぎて余ったら、チャーハンやドリアにアレンジすると飽きずに楽しめるでしょう。
さつまいもご飯を長く堪能できるように、本記事でご紹介した適切な冷凍保存方法とアレンジレシピをぜひご活用ください。
[文・構成/grape編集部]