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冷凍春巻きの失敗しない揚げ方とは?冷凍する時のポイントも解説

By - grape編集部  公開:  更新:

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冷凍春巻きの失敗しない揚げ方とは?冷凍する時のポイントも解説

※写真はイメージ

「冷凍春巻きを揚げると、爆発して具材が出てしまう」

「春巻きの表面ばかり色がついて、中まで温まっていない気がする」

このように、冷凍春巻きを揚げる時にうまくいかず困っていませんか。うまく揚げるポイントがあるなら、ポイントを知りたいと考えている人もいるでしょう。

本記事では、冷凍春巻きの失敗しない揚げ方を解説。さらに、家庭で春巻きを作って冷凍する時のポイントも紹介します。

記事を読めば、冷凍春巻きをパリッとおいしく揚げられるようになるでしょう。

冷凍春巻きの失敗しない揚げ方

冷凍春巻きの失敗しない揚げ方

※写真はイメージ

冷凍春巻きは、解凍せず凍った状態で揚げることが失敗しないポイントです。

解凍してから揚げると、具の水分が皮にしみ出て、揚げた時に油が跳ねたり皮が破れたりする可能性があります。

また、春巻きの表面に霜がついていると油跳ねの原因となる可能性があるため、霜はしっかりと落としましょう。

ここでは、冷凍春巻きの揚げ方を手順に沿って解説します。

油の温度は160℃に設定する

春巻きを揚げる油の温度は、160℃を目安に設定しましょう。冷凍の春巻きは中身が凍っている状態のため、中までじっくりと火を通さなければなりません。

油を高温に設定すると、中まで温かくなる前に表面が焦げてしまう可能性があります。温度が高くなりすぎないように、温度調節を行いましょう。

なお、油の温度は木製の菜箸を使用すると見極められるようです。油の温度がある程度上がったと感じたら、水で濡らして水分を拭き取った、木製の菜箸を油の中に入れます。

菜箸を入れて、細かい泡が静かに上がると、150~160℃ほどの低温の目安だそうです。入れた菜箸全体から細かい泡が出てきたら、170℃前後の中温だとされています。

多くの泡が勢いよく上がる場合は180〜190℃ほどの高温の目安となるでしょう。

冷凍春巻きを油に投入して4分を目安に揚げる

油の温度が定まったら、冷凍春巻きを油に投入します。

この時、油跳ねの危険性があるため、霜がついていないかの確認が重要です。また、解凍した状態ではうまく揚がらない可能性があるため、冷凍庫から取り出したら、凍った状態で油に入れます。

揚げる時間の目安は4分ほど。冷凍春巻きを投入すると油の温度が下がるため、温度を上げる必要がありますが、160℃より高くならないように温度の上げすぎに注意しましょう。

なお、市販の冷凍春巻きを揚げる場合は、説明書き通りの温度や時間を目安に調理することをおすすめします。

表面がキツネ色になったら裏返し、裏面も同じように揚げる

冷凍春巻きの表面がキツネ色になったら、裏返すタイミングです。

裏面も同じようにキツネ色になるまで揚げましょう。この時は、油の温度を180℃くらいまで上げることがポイントです。温度を上げることで、春巻きがパリパリの状態に仕上がるとされています。

ただし、温度を上げることで表面が焦げやすくなるため注意しましょう。

揚げ上がりのポイントは、目安時間の4分とキツネ色です。両面がキツネ色になるように揚げ、その目安が4分程度と考えてください。

春巻きの全体がカリッとキツネ色になっていれば揚がっているとみなしてもよいでしょう。

春巻きが揚がったら、鍋から取り出して油を切ります。そのまま盛りつけをしたら完成です。

冷凍春巻きの揚げ方に関する疑問と回答

冷凍春巻きの揚げ方に関する疑問と回答

※写真はイメージ

ここでは、冷凍春巻きの揚げ方に関するよくある疑問と回答をまとめました。

多くの人が疑問に思う内容に目を通しておくことで、失敗せずにおいしい春巻きに仕上がるでしょう。

どうすれば中の具が爆発せずにうまく揚げられる?

家庭で春巻きを作る際は、皮で包む時に水分や空気を含まないようにし、餡を冷ましてから包むようにしてください。

水分や空気は、揚げている時に熱せられて膨張する可能性があります。

この膨張の結果、爆発が起きると考えられているため、十分に冷ました餡を、余分な空気や水分が入らないように、押さえながら丁寧に包みましょう。

次項の『春巻きを冷凍する時のポイント』でも解説していますが、中の具材にとろみをつけると水分を減らすことができるようです。ぜひ参考にしてください。

表面が焦げるくらい揚げてあるのに、中の具が温かくないのはなぜ?

春巻きの表面が焦げるくらい揚げているのに、中身が温まらない場合は『油の温度』が原因と考えられます。

高温の油では表面ばかり色づいてしまい、中まで火が通らないかもしれません。特に、冷凍春巻きは中身まで凍っているため、160℃ほどでゆっくりと火を入れると中まで温まりやすくなるそうです。

前述した通り、油の温度は木製の菜箸で調べられます。いったん濡らして水分を拭き取った菜箸を油の中に入れ、細かい泡が静かに上がっている状態が、冷凍の春巻きを揚げるのに適した温度だそうです。

皮がべちゃべちゃになるのはなぜ?

皮がべちゃべちゃになる原因として、『具材のとろみが足りず水分がしみ出た』『若干解凍してから揚げた』などが考えられます。

具材を仕込む時は水分が出てこないように、片栗粉でとろみを調整してください。

また、冷凍春巻きはしっかり凍った状態で揚げないと、皮がパリッとしない可能性があるため、『解凍せずに凍った状態で揚げる』ことがポイントです。

春巻きをおいしく冷凍するためのポイント

春巻きをおいしく冷凍するためのポイント

※写真はイメージ

春巻きは冷凍の状態で揚げて食べられるため、作る時点で「余ったら冷凍しよう」ということを意識して材料を用意するとよいでしょう。

調理の時には、春巻きが余って冷凍することになったとしても問題ないように、冷凍の状態で揚げることを前提とした作り方を意識することが大切です。

ここでは、春巻きを冷凍保存する時のポイントをまとめました。冷凍しておくといつでも食べられるため、ぜひチェックしてください。

中の具材はとろみをつける

春巻きの中身を仕込む時は、片栗粉を多めにして『とろみ』をつけておきましょう。

水分が残っていると、皮が破れたりベチャッとしたりする可能性があります。できるだけ水分を残さないようにすることが重要です。

具材は冷めてから包む

春巻きの具は、冷めてから包みましょう。

熱い状態で包むと具材から水蒸気が発生して、水分が皮にしみ出たり具材の中に溜まったりする可能性があります。そうなると、油跳ねや皮が破れる原因になるのだとか。

具材はしっかりと粗熱を取り、冷めていることを確認して包んでください。

具材を巻く時はのりづけをきちんと行う

春巻きを包む時、巻き終わりはのりづけをきちんと行いましょう。のりは、小麦粉を水に溶いたもので構いません。

小麦粉と同量の水を混ぜ合わせます。例えば、小麦粉が大さじ1杯の場合は、水も大さじ1杯です。

冷凍すると、乾燥が原因で巻き終わりがめくれてしまう可能性があります。水だけではくっつきにくいため、水溶き小麦粉を使用してください。

春巻きは揚げずに冷凍する

春巻きを冷凍保存する時は、揚げない状態のまま冷凍したほうが、春巻きの皮のパリッとした食感を保ちやすくなるようです。

冷凍するからといって、巻き終わった春巻きをいきなり袋に詰めるのではなく、春巻きをいったん並べて凍らせるとよいでしょう。春巻き同士がくっつかないようにするためです。

金属製のバットにラップを敷き、春巻きがくっつかないように並べます。

金属製のバットがない場合は、冷凍庫に入れても変形しない『類似した平らな容器』を活用しましょう。バットや容器に並べた状態で冷凍庫に入れ、凍っていることを確認できたら冷凍に対応した保存袋に入れます。

袋を閉じる際は、霜がつかないようにできるだけ空気を抜いてください。バットや容器に入れた状態では、冷凍庫で場所を取る可能性があるため、保存袋への移し替えがおすすめです。

冷凍春巻きは凍った状態で160℃の温度で4分程度揚げる

冷凍春巻きは解凍せず、凍った状態で160℃ほどで揚げることがポイントです。

揚げる前に解凍したり霜がついたまま揚げたりすると、失敗の原因となるため注意しましょう。

揚げ時間の目安は、4分程度です。片面がキツネ色になったら、裏返して同じように揚げましょう。

この時、油の温度を160℃から180℃に上げ、パリッとさせるとおいしさが増すようです。ぜひ本記事でご紹介した方法で、おいしい春巻きを揚げてみてくださいね。


[文・構成/grape編集部]

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