キノコは『盛り合わせ』で保存してみて! 寒い時期におすすめな保存術をスーパーの青果部に聞いてみた
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撮影:grape編集部

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肌寒い日が増えてきた、2025年10月下旬。身体が冷える日は、鍋を食べて温まりたくなりませんか。
いろいろな食材を入れられるのが、鍋の魅力の1つ。秋冬になると鍋の頻度が上がる人は多いでしょう。
首都圏を中心に展開する、スーパーマーケット『サミットストア』の青果部・バイヤーである金森健人さんは、よく鍋を作る人に向けてこんなアイディアを教えてくれました。
「いろんな種類のキノコを買い、『盛り合わせセット』を作っておいて、冷凍保存しておくのがオススメです」
鍋に入れる定番の食材であるキノコ。1パックを使おうと鍋に入れると、それだけでお腹いっぱいになってしまいませんか。
夫婦二人暮らしの筆者も、食べ切ることを考えると、キノコは1~2種類しか入れられませんでした。
しかし、たくさんの種類を買ってきて、小分けにして冷凍保存しておけば、いろんな種類のキノコを鍋に入れられます!
キノコは、1パック100gぐらいが平均的な重量ですが、それを一度に鍋に入れると結構お腹いっぱいになっちゃうので、例えば4種類を4回分に分けるとかするといいですよ。
いろんなキノコが入るとうまみが混ざって、鍋の格もどんどん上がってくるので。キノコの盛り合わせを作っておくのは、すごくいいと思います。いっぱい種類があると、ワクワク感も増しますよ。
スーパーの青果部オススメ『キノコの盛り合わせ』を作ってみた
話を聞いて「これはやるしかない!」と思った筆者は、早速『盛り合わせセット』を作ってみました。
まずは、いろんな種類のキノコを用意します。それぞれ切ったり割いたりして、食べやすくしたら、フリーザーバッグに入れましょう。
あとは冷凍保存しておき、使いたい時に取り出すだけです!
撮影:grape編集部
野菜を冷凍すると「味が落ちてしまうのでは?」と心配になりますが、金森さんによれば「キノコに関しては問題ない」とのこと。
種類によっては、冷凍することでむしろうまみが増すものもあると言います。
なお金森さんには、キノコの盛り合わせを作る時に『ぜひやってほしいこと』があるのだとか。
ぜひ、買ったことのないキノコを入れてみてください。
1本頼りだと、勇気が出なくて買えないかもしれませんが、いろいろ盛り合わせるなら挑戦しやすいと思うので。
もし盛り合わせを作るなら、普段はあまり買わないキノコも入れてみるのがオススメとのこと。
チャレンジしてみることで、新たな発見があるかもしれませんね!
キノコの見分け方
金森さんは、キノコを買う時に見るといいポイントも教えてくれました。
キノコは収穫後も『呼吸』をしているとのこと。店で選ぶ時には、パッケージが曇っておらず、ハリがあるものが新鮮だと言います。
撮影:grape編集部
今すぐにでも取り入れられそうな、キノコの使い方や選び方は、参考になりますね。
『盛り合わせセット』を作って、バラエティ豊かな鍋にすれば、いつもの食卓がより楽しくなること間違いありません!
いろいろなキノコが入った鍋で、心身を温めてみてはいかがでしょうか。
[文・構成・取材/grape編集部]