開封後の鮭フレーク、どう保存する?保存期間の目安や3つの注意点も解説
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「ご飯にかけるために鮭フレークを開封したけど、余ってしまった」
「鮭フレークは冷蔵や冷凍保存のほうが長持ちするの?」
鮭フレークはすでに調理されている食品のため、ご飯やおかずなどにふりかけるだけで使える便利なアイテムです。一方で一度開封すると、保存状態によっては湿気たり傷んだりすることもあるため、上記のような疑問を持つ人もいるでしょう。
鮭フレークは、使用頻度や状況に応じて適切に保存することが大切です。
本記事では、鮭フレークの開封後の保存方法や鮭フレークを作る方法などをご紹介します。開封後の鮭フレークの保存について悩んでいる人は、参考にしてみてください。
鮭フレークの開封後の保存方法
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鮭フレークの開封後は、冷蔵か冷凍で保存しましょう。
まず、冷蔵保存をする場合、鮭フレークが入っている容器のフタをしっかり閉めて、冷蔵庫に入れます。冷蔵保存では、保存期間の目安は5日〜1週間のようです。
冷凍保存をする時は、1回分ずつ程度に小分けにしてラップに包み、冷凍に対応している保存袋に入れてから冷凍庫へ入れるとよいでしょう。冷凍保存した場合、保存期間の目安は1か月のようです。
開封後の鮭フレークを保存する時の注意点
鮭フレークは、適切に保存しないと想定より早く傷み始める可能性があります。
すぐに食べ切らないのであれば、これから解説する3つの注意点をふまえて保存しましょう。
常温保存しない
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開封前の鮭フレークは常温で販売されていることも多いため、開封後も常温保存している人もいるでしょう。
しかし、開封後の鮭フレークは、基本的に常温保存ができません。鮭フレークに記載されている注意事項をよく読むと、保存方法として『常温保存(開封後は要冷蔵)』と書かれているケースも少なくないようです。
『開封後は要冷蔵』と書かれることが多い理由として、開封後は常温保存だと日持ちしないとされているためなのだとか。
開封後も常温で放置すると菌が繁殖し、食中毒の原因になるおそれがあります。特に夏場は傷みやすいため、注意しましょう。
密封する
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冷蔵庫や冷凍庫に入れる際は、密封状態にすることも重要です。冷蔵庫に入れる場合は、もともと入っていた瓶詰のフタをしっかり閉めて保存しましょう。瓶でない場合は、密閉容器を使用します。
また、冷凍で小分けして保存するなら、冷凍用の保存袋から空気をできるだけ抜いて密封するとよいそうです。
しっかり密封できていないと、空気が中に入り、カビが発生する環境になる可能性があります。できるだけ空気に触れにくい状態にすることで、傷むのを遅らせることができる可能性があります。
瓶のまま冷凍しない
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冷凍保存する場合、瓶のまま冷凍庫へ入れるのは基本的に避けたほうがよいのだとか。瓶が割れる可能性があるためです。
冷凍庫に瓶を入れると割れる理由として、急激な温度変化が挙げられます。瓶にも使われるガラスは、急激な温度変化により負担がかかると、割れることがあるそうです。
耐熱ガラスであっても、急激に冷やすと割れる可能性があるとされているため、冷凍保存での使用は避けたほうがよいでしょう。
鮭フレークを使い切りたい時におすすめの料理
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鮭フレークといえばふりかけやお茶漬け、おにぎりの具などが挙げられます。しかし、保存しても使い切れない時は、大量に鮭フレークを使える料理を活用するとよいでしょう。
例えば、パスタの具として鮭フレークを使えば、一度に多くの量を消費できます。市販のパスタソースだと量が決まっていますが、鮭フレークを活用すると自分好みの量に調整できるのもメリットです。
また、グラタンやドリアも、鮭フレークを大量消費しやすいレシピの1つでしょう。シンプルなグラタンやドリアのレシピに鮭フレークを加えるだけのため、いつもとひと味違うグラタンやドリアを楽しめます。
鮭フレークは手作りでもできる
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市販の鮭フレークだと食べきれず余らせてしまう場合は、好きな量の鮭フレークを自分で作ることも選択肢の1つです。
手作りの鮭フレークは、量をあらかじめ調整できるため、余ることも少なくなるでしょう。
手作りの鮭フレークのレシピ例は、次の通りです。
【材料】
【作り方】
1.鍋やフライパンで鮭がかぶる程度のお湯で、火が通るまで5〜8分ゆでる。
2.鮭の粗熱を取ったら箸や手で骨と皮を取り、粗めにほぐす。
3.ほぐした身をフライパンに入れ、中火で水分を飛ばすように炒める。
4.水分がある程度飛んだら調味料を入れて、中火のまま混ぜ合わせると完成。
保存をする際は、粗熱を取ってから密閉容器に入れ、冷蔵庫や冷凍庫に入れましょう。
開封後でも鮭フレークは最大1か月程度持つ
鮭フレークの開封後は、冷蔵保存か冷凍保存であれば問題ないとされています。保存期間は、冷蔵保存なら1週間、冷凍保存なら1か月が目安のようです。
開封後に常温保存をすると、食中毒につながる可能性もあるため避けましょう。また、菌の繁殖を防ぐために密閉容器を使用することもポイントです。
市販品だと使い切れない場合は、鮭フレークを自分で作ることも検討してみてください。量を調整しやすいため、残さず使い切れるでしょう。
[文・構成/grape編集部]