妊婦さんも大変です!私が初めての妊娠で体験して意外だった10のこと
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妊婦体験で父親たちが発した『信じられない言葉』 想像力の欠如に「ありえない」の声両親教室で行われた、父親向けの『妊婦体験』。7kgの重りを装着した男性たちの言動に、絶句してしまいます。

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育児は大変だと言いますが、妊婦でいるというのもなかなかに大変なこと。初めて妊娠した時はたくさんの不安があり、発見がありました。現在は子育てに奮闘している私が体験した、妊娠中に思っていたのと違ったこと、意外だったことをご紹介します。
「つわり」で全く吐かなかった
妊娠中で一番辛いと言われているのが「つわり」。突然吐き気に襲われて吐いたり、食べ物の匂いで気持ち悪くなったり…。実は私はその体験が一切ありませんでした。逆にお腹が空いて仕方なく、食べていないと落ち着かない。際限なく溢れる食欲を抑えるのが大変でした。実はこれもつわりの一種で「食べづわり」と呼ばれるものなのだそうです。食べられないのも辛いですが、常に空腹になるのも辛かったです。
妊娠の後半くらいまで手持ちの服で大丈夫だった
妊婦さんというとお腹が大きいイメージだったので、マタニティウェアを用意しなきゃ!と思っていたんですが、出産が秋でお腹の大きい時期は夏だったこともあり、普段から着ていたゆったりめの服だけで過ごすことができました。マタニティ用として買ったのは、お腹をすっぽり包めるようになっているマタニティ用のレギンスと下着くらい。妊娠後半はほとんどレギンス+ゆったりめのワンピースで過ごしていました。
妊婦検診はかなりお金がかかる
出産はお金がかかると聞いていたので覚悟していましたが、その前の妊婦検診の方がお金がかかって大変でした。 出産費用は出産後に国から出産一時金をもらえるので、それを出産費用に充てることができますが、妊婦検診は保険が効きません。自治体によっては一部検診料を負担してもらえますが、それでも一回の検診で一万円以上払うこともありました。もちろん検診内容によって払う額は変わってきます。特に初期は血液の検査などをたくさんするので、かなりの出費でした。
妊娠中はすごく眠い
意外だったのが、すごく眠くなること。妊娠5~6か月くらいから、通勤ラッシュをさけるため遅く出社し、早く帰るという就業スタイルにさせてもらったのですが、帰宅してから必ず1~2時間ほどお昼寝をしていました。それでも夜はこれまでより早く眠くなってしまったので、夫の帰宅が遅い時は先に寝ていました。
周りには意外と妊婦さんがいた
妊娠するまで通勤電車やバスで妊婦さんをみかけることはあまりなかったのですが、妊娠してからすごく目に入るようになりました。お腹が大きくなくてもマタニティマークが鞄についている人も、よく見かけるようになりました。自分が妊婦になったことで、すごく気づきやすくなったのかもしれません。これはすごく不思議でした。
精神面が不安定になる
「自分は本当に子育てをできるのか?」「無事に出産できるんだろうか?」など、漠然とした不安が募ったり、いつもなら気にならないことがすごく気になってイライラしてしまったり。自分でもびっくりするくらい精神面が不安定になりました。夫にはすごく申し訳ないと思いましたが、精神面の不調についてきちんと相談し、心配なことなどをたくさん聞いてもらいました。聞いてもらうだけでだいぶ落ち着けました。定期的に訪れる生理は女性の精神面に作用するといいますが、それがなくなっても逆に不安定になるんですね。
食の好みが本当に変わる
妊娠すると食の好みが変わると言いますが、本当に変わったのもビックリしました。今まで苦手だったものが無性に欲しくなるんです。私の場合は炭酸飲料でした。妊娠前まではそんなに得意ではなく、シュワシュワするのが苦手だったんですが、妊娠してからは無性に飲みたくなって飲んでいました。よく夫に「炭酸飲みたいから買ってきて!」と頼んでいました。出産後は無性に飲みたい!というのはなくなりましたが、苦手な意識はなくなりました。
「二人分!」と言って食べ過ぎてもいけない
妊娠中は「お腹の中にいる子どもの分も食べないと!」とたくさん食べたほうがいいと言われていますが、妊娠前の体重から何キロまで増えていいという基準があり、いくらでも食べてよいというわけではありません。基準を超えて増えてしまうと、出産時のリスクが高くなってしまったり、妊娠中毒症といって母子ともに危険な状態になる可能性が高くなります。
私も食べづわりのせいか体重が増えすぎてしまい、お医者さんに怒られてしまいました。出産まで食事内容に気を付けたり、運動したりして増えすぎないようにするのが大変でした。
カフェインレスやノンアルコール飲料は意外と美味しい
妊娠中に摂取してはいけないものがカフェインとアルコール。仕事中はコーヒーか紅茶を飲み、仕事から帰宅すると夕飯を食べながらお酒を飲むのが好きだった私にはとても辛いことでした。しかし、探してみるとカフェインレスの飲み物やノンアルコール飲料は豊富にあり、飲んでみると意外においしい!おかげで妊娠から出産後授乳しなくなるまで、飲み物に困ることはありませんでした。好みのものを探すのも結構楽しかったですよ。
胎動はぽこ…ぽこ…なんて優しいものじゃない!
妊娠して5〜6ヶ月もすると、胎動といってお腹の中で赤ちゃんが内側からお腹を蹴ったりするようになります。お腹を触っていると「ぽこ…ぽこ…」と振動が伝わってきて、幸せな気持ちになります。しかし、それも最初だけでした。月齢がすすむごとに「ぼこっ!ぼこっ!」と激しさを増していき、お腹の形が変わるくらい激しい胎動をすることもありました。胎動がすごすぎて寝れないことも。胎動ってこんなにすごいのね!とビックリしました。
いかがでしたか?
妊娠中の状態、環境は人にとって様々です。特につわりの症状は本当に人によります。一人目は軽かったけど二人目は大変だった、ということもあります。現在妊娠中の方、妊娠を考えている方、身近に妊婦さんがいる方の参考になれば幸いです。
[文・構成/grape編集部]