実はカロリーが低い!? じゃがいもの女性に嬉しい3つの栄養素など By - ウチコト 公開:2018-04-23 更新:2018-04-23 ジャガイモ Share Post LINE はてな コメント カレーや肉じゃがなど家庭料理で大活躍のじゃがいも。一年を通して比較的安価に手に入るので、重宝する野菜ですよね。そんな「じゃがいも」は、実はカロリーが低く、体に必要な成分を豊富に備えた、とっても優秀な野菜なんです。今回は、じゃがいもが備える体に嬉しい栄養素を3つご紹介します。 じゃがいもの旬は春じゃないの? 春の【新じゃが】が有名なじゃがいも。実はじゃがいもの旬は春だけではないんです。 じゃがいもの旬は1年に2回あります。それが春と秋です。 春は、皮が薄くみずみずしい新じゃがと呼ばれるじゃがいもが取れます。 秋は、皮が厚めで、長期保存に向いたじゃがいもが取れます。 秋の旬の時期は、9〜11月ごろだと言われています。 【嬉しいこと1】実はじゃがいもはカロリー低め? じゃがいもはでんぷん質を多く含む野菜であり、フライドポテトなどのイメージも強く、高カロリーであると思っている方も多いのでは。 ご飯は100gで【168kcal】。それに対して、同じ分量のじゃがいも(蒸し)は【84kcal】と約半分なんです。ちなみに、さつまいもは、【131kcal】です。じゃがいもはお腹が満たされるのに、カロリーは比較的低めなんですね。 糖質を脂肪に変えて体に蓄積されるのを防ぐには、ビタミンB群が必要です。じゃがいもには代謝を助けるビタミンB1、B2 も含まれているので、効率よくエネルギーになれば、脂肪の蓄積を抑えることができます。 ただし、じゃがいもは油やバターとの相性がいいので、カロリーなどを気にしている場合は調理方法には注意が必要ですね。 【嬉しいこと2】じゃがいものビタミンCはみかんと同じ量!? ビタミンCは、体の免疫力を高める、コラーゲンの生成を促す、鉄やカルシウムの吸収を高める、などの効果が期待できます。 【ビタミンCの含有量(mg/100g)】 ・じゃがいも(生)…35 ・レモン・・・100 ・温州みかん・・・35 ・りんご(皮なし)…4 レモンやみかんに多く含まれるイメージがあるビタミンCですが、実はみかんと同じくらいの量がじゃがいも(生)には含まれています。 ビタミンCは熱に弱いので、加熱調理で失われやすいことが知られていますが、じゃがいもの場合はでんぷんがビタミンCを守るので、加熱調理をしてもビタミンCが失われにくいようです。 【嬉しいこと3】じゃがいもにはカリウムもたっぷり! カリウムは、ナトリウムを排出する作用があります。 日頃からむくみがちな方や血圧高めの方にも良いとされています。 【カリウムの含有量(mg/100g)】 ・じゃがいも(蒸し)…330 ・ほうれん草(茹で)…490 ・にんじん(茹で)…240 ・トマト(生)…210 ・キャベツ(生)…200 よく食卓で登場する野菜の中でもカリウムを豊富に含んだ野菜です。にんじんやトマトより多く、ほうれん草より少し少ないくらいの量のカリウムが含まれています。 その他のじゃがいもの栄養素 上に挙げた2つの栄養素以外にも、じゃがいもにはたくさんの栄養素が含まれています。 ○ビタミンB1:疲労回復に貢献 ○食物繊維:腸の中にある毒素を体外へ排出し、腸内環境を整え、便秘解消に貢献 ○鉄:貧血予防に貢献 ○マグネシウム:骨や歯の形成、代謝を助ける機能 体を健康に保つための栄養素が、じゃがいもにはたくさん含まれていることが分かりますね。じゃがいもは、美味しいだけでなく栄養満点の野菜なのです。 栄養もボリュームも満点!【ジャガイモレシピ】 おわりに 9月から旬の時期に入るじゃがいも。実は女性に喜ばれる効能がたくさんありましたね。美味しさを感じながら、ビタミンCやカリウムなど多く含むじゃがいもを、上手に日々の食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。 参考:エネルギーおよび成分含有量は文部科学省<日本食品標準成分表>2015年版(七訂)より 参考:厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト「栄養素と食品成分」 東京ガス「ウチコト」 東京ガス「ウチコト」は、家事(ウチのコト)で役立つちょっとしたコトをお届けしています。料理、洗濯、掃除、子育て、省エネ等、お家に役立つコト&コツが満載です。 ⇒http://tg-uchi.jp/ 関連記事 【コンロのプロが教える掃除術】放っておくと後で困る「魚焼きグリル」の掃除のコツ 意外に知らない!? 電子レンジ、グリル、トースター、オーブンの違いと使い分け方 【加熱のプロ監修】軟らかくてジューシーな「ポークソテーを作るコツ」 出典 【実はカロリーが低い!?】「じゃがいも」の女性に嬉しい3つの「栄養素など」 Share Post LINE はてな コメント
カレーや肉じゃがなど家庭料理で大活躍のじゃがいも。一年を通して比較的安価に手に入るので、重宝する野菜ですよね。そんな「じゃがいも」は、実はカロリーが低く、体に必要な成分を豊富に備えた、とっても優秀な野菜なんです。今回は、じゃがいもが備える体に嬉しい栄養素を3つご紹介します。
じゃがいもの旬は春じゃないの?
春の【新じゃが】が有名なじゃがいも。実はじゃがいもの旬は春だけではないんです。
じゃがいもの旬は1年に2回あります。それが春と秋です。
春は、皮が薄くみずみずしい新じゃがと呼ばれるじゃがいもが取れます。
秋は、皮が厚めで、長期保存に向いたじゃがいもが取れます。
秋の旬の時期は、9〜11月ごろだと言われています。
【嬉しいこと1】実はじゃがいもはカロリー低め?
じゃがいもはでんぷん質を多く含む野菜であり、フライドポテトなどのイメージも強く、高カロリーであると思っている方も多いのでは。
ご飯は100gで【168kcal】。それに対して、同じ分量のじゃがいも(蒸し)は【84kcal】と約半分なんです。ちなみに、さつまいもは、【131kcal】です。じゃがいもはお腹が満たされるのに、カロリーは比較的低めなんですね。
糖質を脂肪に変えて体に蓄積されるのを防ぐには、ビタミンB群が必要です。じゃがいもには代謝を助けるビタミンB1、B2 も含まれているので、効率よくエネルギーになれば、脂肪の蓄積を抑えることができます。
ただし、じゃがいもは油やバターとの相性がいいので、カロリーなどを気にしている場合は調理方法には注意が必要ですね。
【嬉しいこと2】じゃがいものビタミンCはみかんと同じ量!?
ビタミンCは、体の免疫力を高める、コラーゲンの生成を促す、鉄やカルシウムの吸収を高める、などの効果が期待できます。
【ビタミンCの含有量(mg/100g)】
・じゃがいも(生)…35
・レモン・・・100
・温州みかん・・・35
・りんご(皮なし)…4
レモンやみかんに多く含まれるイメージがあるビタミンCですが、実はみかんと同じくらいの量がじゃがいも(生)には含まれています。
ビタミンCは熱に弱いので、加熱調理で失われやすいことが知られていますが、じゃがいもの場合はでんぷんがビタミンCを守るので、加熱調理をしてもビタミンCが失われにくいようです。
【嬉しいこと3】じゃがいもにはカリウムもたっぷり!
カリウムは、ナトリウムを排出する作用があります。
日頃からむくみがちな方や血圧高めの方にも良いとされています。
【カリウムの含有量(mg/100g)】
・じゃがいも(蒸し)…330
・ほうれん草(茹で)…490
・にんじん(茹で)…240
・トマト(生)…210
・キャベツ(生)…200
よく食卓で登場する野菜の中でもカリウムを豊富に含んだ野菜です。にんじんやトマトより多く、ほうれん草より少し少ないくらいの量のカリウムが含まれています。
その他のじゃがいもの栄養素
上に挙げた2つの栄養素以外にも、じゃがいもにはたくさんの栄養素が含まれています。
○ビタミンB1:疲労回復に貢献
○食物繊維:腸の中にある毒素を体外へ排出し、腸内環境を整え、便秘解消に貢献
○鉄:貧血予防に貢献
○マグネシウム:骨や歯の形成、代謝を助ける機能
体を健康に保つための栄養素が、じゃがいもにはたくさん含まれていることが分かりますね。じゃがいもは、美味しいだけでなく栄養満点の野菜なのです。
栄養もボリュームも満点!【ジャガイモレシピ】
おわりに
9月から旬の時期に入るじゃがいも。実は女性に喜ばれる効能がたくさんありましたね。美味しさを感じながら、ビタミンCやカリウムなど多く含むじゃがいもを、上手に日々の食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
参考:エネルギーおよび成分含有量は文部科学省<日本食品標準成分表>2015年版(七訂)より
参考:厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト「栄養素と食品成分」
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