そのまま料理しないで ジャガイモの食中毒に県庁が注意喚起 By - grape編集部 公開:2024-06-26 更新:2024-06-26 ジャガイモ病気野菜食中毒 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ 焼いたり、揚げたり、蒸したり、さまざまな料理に使える万能食材の、ジャガイモ。 ポテトサラダやフライドポテトなど、レシピは無限大です。 また、適切な環境で保存すれば長期保存が可能なので、家庭でストックしておくと便利ですよね。 しかし、そんなジャガイモは、あることを知らずに食べると、食中毒に掛かってしまうリスクがあると、長崎県のウェブサイトが注意を呼び掛けています。 苦みやえぐみがあるジャガイモに要注意 ジャガイモから芽が出たり、皮が緑色になったりした経験はありませんか。 そのようなジャガイモを見つけたら、放置してはいけません。長崎県はウェブサイトでこのようにつづっています。 ジャガイモの芽(芽とその芽の根元)や、皮(特に光が当たって緑色になった部分)には、天然毒素であるソラニンやチャコニンが多く含まれているので、これらの部分を十分に取り除くことが大切です。 また、家庭菜園などで作られた未熟で小さいジャガイモは、ソラニンやチャコニンを多く含んでいることもあるので、注意が必要です。 長崎県 ーより引用 芽や皮の緑色になった部分には、天然毒素であるソラニンやチャコニンが含まれているため、しっかりと取り除いてから食べるようにしましょう。 ソラニンやチャコニンを体内に摂取してしまうと、吐き気やおう吐、下痢などの症状が現れることがあります。 毒素による食中毒を予防するには、以下のようなことを気を付けてください。 ・イモに光(日光、蛍光灯)があたると増える ⇒ ポイント①イモに光を当てない ・未熟なイモでは、濃度が高いことがある ⇒ ポイント②イモは大きく育て、熟してから収穫する ・イモを傷つけると増える ⇒ ポイント③収穫、保管時にイモを傷つけない ・芽とその周辺や緑色の部分では、濃度が高い ⇒ ポイント④芽とその周辺や緑色の部分は除く ・皮では、内側の部分より濃度が高い ⇒ ポイント⑤皮はできるだけむく ・濃度が高いとイモが苦くなる ⇒ ポイント⑥苦味やえぐみのあるイモは食べない 長崎県 ーより引用 ジャガイモは、適切な環境で管理していれば、常温保存が可能です。しかし、日光や蛍光灯が当たる場所に置いたり、傷付いたりすると、毒素が増えてしまう恐れがあります。 もし、ジャガイモに芽や変色が見られた場合は、少し深めにえぐったり、むいたりして、完全に取り切るのが大事だといいます。 万が一、ジャガイモを食べて苦みやえぐみを感じた場合は、毒素の濃度が高い可能性があるので、食べるのをやめてください。 ジャガイモに含まれる毒素は、ゆででも分解されにくいので、しっかりと取り除くか、思い切って捨てるのもいいかもしれません。 安全においしく食べるためにも、ジャガイモは光と傷に弱いことを覚えておきましょう。 [文・構成/grape編集部] ダルビッシュ有が日本に帰国 向かった先は…?2024年11月12日、メジャーリーグの『サンディエゴ・パドレス』に所属するダルビッシュ有選手が、自身のブログを更新。日本に一時帰国していたことを明かしました。 俳優・火野正平さんが逝去 腰痛の治療に励むも腰部骨折に火野正平さんが亡くなったことが分かりました。ご冥福をお祈りいたします。 出典 長崎県 Share Post LINE はてな コメント
焼いたり、揚げたり、蒸したり、さまざまな料理に使える万能食材の、ジャガイモ。
ポテトサラダやフライドポテトなど、レシピは無限大です。
また、適切な環境で保存すれば長期保存が可能なので、家庭でストックしておくと便利ですよね。
しかし、そんなジャガイモは、あることを知らずに食べると、食中毒に掛かってしまうリスクがあると、長崎県のウェブサイトが注意を呼び掛けています。
苦みやえぐみがあるジャガイモに要注意
ジャガイモから芽が出たり、皮が緑色になったりした経験はありませんか。
そのようなジャガイモを見つけたら、放置してはいけません。長崎県はウェブサイトでこのようにつづっています。
芽や皮の緑色になった部分には、天然毒素であるソラニンやチャコニンが含まれているため、しっかりと取り除いてから食べるようにしましょう。
ソラニンやチャコニンを体内に摂取してしまうと、吐き気やおう吐、下痢などの症状が現れることがあります。
毒素による食中毒を予防するには、以下のようなことを気を付けてください。
ジャガイモは、適切な環境で管理していれば、常温保存が可能です。しかし、日光や蛍光灯が当たる場所に置いたり、傷付いたりすると、毒素が増えてしまう恐れがあります。
もし、ジャガイモに芽や変色が見られた場合は、少し深めにえぐったり、むいたりして、完全に取り切るのが大事だといいます。
万が一、ジャガイモを食べて苦みやえぐみを感じた場合は、毒素の濃度が高い可能性があるので、食べるのをやめてください。
ジャガイモに含まれる毒素は、ゆででも分解されにくいので、しっかりと取り除くか、思い切って捨てるのもいいかもしれません。
安全においしく食べるためにも、ジャガイモは光と傷に弱いことを覚えておきましょう。
[文・構成/grape編集部]