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胸に響く!89歳が書いた『母への手紙』に、中村獅童「泣いて読めなくなるかと…」

By - grape編集部  公開:  更新:

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カーネーションを贈ったり、洋服を選んだり、一緒に食事をしたり…。『母の日』は、日頃の感謝の想いを込めて、母へギフトを贈る記念日として親しまれています。

でも、もともとは、亡くなった母を偲ぶ想いから始まった習慣だといわれているのをご存知でしょうか。

SNSでも広がりを見せる『母の日参り』

そんな原点に立ち返るように、最近、母を見送った世代の中では、母の日に墓前や仏壇で『祈り』を届けたいという人が増えているとか。

  • 『母の日参り』してきた。手を合わせると、あたたかい気持ちになった。
  • カーネーションをお供え。母の日くらい華やかな仏壇でもいいよね。
  • 母の日にお墓参りへ。天国の母と思い出をたくさん話してきた。

母の日にお墓参りをする『母の日参り』という新しい文化がじわじわ広まっていて、SNSでもコメントがたくさんあふれます。

そんなあたたかく素敵な日本の風習を社会に伝えていこうと、12の企業・団体によって『母の日参り』パートナーシップが結成。

今回、彼らが主体となり、亡き母への想いをつづった手紙作品を一般募集する、第1回『母の日参り』手紙コンクールが開催されました。

4月23日には金賞受賞作品が発表され、選考委員長である中村獅童さんが自身で選んだ金賞作品『白い目薬』(89歳男性・余白さん)を舞台上で情感を込めて朗読。会場はあたたかい感動に包まれました。

実は今日、泣いちゃって途中から読めなくなったらどうしようかと不安だったんです。何とか最後まで読ませていただけてよかったです。

幼いころの母との思い出は、どんなに歳を重ねても決して色あせることはない…。89歳の男性が手がけた、感動的かつユーモアあふれる本作に心を打たれ、金賞に選んだとか。

たくさんの応募作品を読む中で、5年前に亡くした最愛の母親と自分を重ねて、胸にしまっていた想いが溢れてきてしまったと語る獅童さん。

去年、母親の命日の翌日に、待望の第一子が誕生し、さらに顔も母親にそっくりという不思議なエピソードを披露していました。

僕だけではなく、誰にとっても母親は永遠の存在なんだなって、改めて感じました。

歌舞伎役者として後ろ盾がいない息子を、いつもサポートし、世話をしてくれていたという、母・陽子さん。

しかし、顔を合わせればいつも些細なことでいい合いになって、最後の食事の席でも、喧嘩別れしてしまったことが心残りだと振り返ります。

母は僕のために人生を捧げてくれた。亡くなってから分かるんですよね…生きている間に、もっと感謝を伝えればよかったと思います。

生きている時はなかなか親孝行ができなかったけれど、母が作った最高傑作といわれる役者になって恩返ししたいという獅童さん。たとえ天国へ旅立ってしまっても、母という大きな存在は誰の心にも永遠に生き続けるものなのかもしれませんね。

もうすぐ母の日。いつも遠くから見守ってくれている母へ、あなたも感謝の気持ちを伝えにいってみてはいかがでしょうか。


[文・構成/grape編集部]

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