ある日届いた、やけに分厚い封筒 開けてみたら「そんなことになってたの!?」
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- 出典
- nissy.nigo
2017年4月23日のこと。webコンサルタントをしているにぃーご(nissy.nigo)さんは、1枚の画像をInstagramに投稿しました。
自分の身に起きたある出来事に対して、「東京のいい人・悪い人を一度に知ることができた」とコメントをしています。
一体、何があったのでしょうか。
なくしたものが家に届く
ある日、にぃーごさんのもとに分厚い封筒が届きます。
何が入っているのかと思い、開けてみると…。
封筒の中から出てきたのは、にぃーごさんがなくしてしまった財布!
同封されていた領収書には、2枚の付せんが貼ってあります。
走り書きをしたような水色の付せんを見ると、次のように書いてありました。
4月19日 外苑西通りで、
車から放り投げられたところを拾いました。
そして、オレンジ色の付せんには…。
郵便代は使わせてもらいました。
なんと「車の中から財布が投げ捨てられる」という驚きの場面を目撃した人が、親切にも財布を郵送してくれたのです!
また、財布の中からは紙幣だけが抜き取られていましたが、残っていた小銭は別途、現金書留でにぃーごさんの元に返ってきました。
犯人は足のつきにくい、紙幣だけ持って行くことを選んだのかもしれません…。
気が付いた時には消えていた財布
財布をなくした日、にぃーごさんは六本木から営業先の吉祥寺へ行っていました。
その帰りにコンビニに立ち寄ったところ、財布がないことに気が付いたのです。
これには、にぃーごさんも血の気が引いたことでしょう。
※写真はイメージ
にぃーごさんが自分の不注意で落としてしまい、誰かに持って行かれたのでしょうか。それともスリの被害に遭ったのでしょうか…。
真相は分かりませんが、財布は無事、手元に戻ってきました!
中には、「財布が戻って来てもまったく嬉しくない」という人もいるかもしれません。けれど財布は、何万とする高価なものや、人からプレゼントされた大切なものである可能性もあるのです。
また、財布に病院の診察券やメンバーカードなどをしまっていた人は、再発行をした場合とても手間がかかるため、戻って来たら大助かりでしょう。
見て見ぬフリをせずに財布を拾い、持ち主まで送り届けた人は、そういったことを分かっていたのかもしれません。
悪い人もいれば、親切な人もいる…傷付くことがあっても、こういった優しさに触れると「世の中捨てたものではない」という気分になりますね。
[文・構成/grape編集部]