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名古屋市消防局の『呼びかけ』にネットざわつく 「当たり前だろ」「そんな人いるの」

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

2018年は記録的な暑さになり、全国各地で熱中症によって搬送される人が続出しています。

総務省消防局によると、2018年7月16~22日の1週間で熱中症によって搬送されたのは、2万2647人

2017年と比べるとおよそ3倍の人が、猛暑によって体調を崩してしまったのです。

熱中症対策として中でも有効といわれているのが、水分補給。しっかりと汗をかいて体温調節をするために、こまめに水分を摂取する必要があります。

名古屋市消防局の『呼びかけ』が話題に

同年7月26日、名古屋市消防局がTwitterで市民への呼びかけを投稿。

ここ最近、猛暑の影響で熱中症になる人が増え、救急出動が急増しているといいます。なんと、1日に22件も出動した隊もあったのだとか。

そして、市民への『お願い』を呼びかけました。

消防署に戻れない時は、救急車でコンビニなどに立ち寄り、飲料水などを購入する場合があります。ご理解をお願いします。

投稿されたのは、「救急隊員がコンビニで飲料水を購入する」という、いたって『当たり前』な行動に理解を求めるもの。

猛暑の中で、水分補給は必須です。しかし、一部の人は救急隊員の水分補給しているのを見て「仕事をサボっている!」と思う人もいるのでしょう。

同年1月には、大阪市に「勤務中の救急隊員が自販機で飲み物を買い、救急車の中で休憩をしていた」という『市民の声』が寄せられ、話題になりました。

クレームに対し、大阪市は該当する救急隊員に聞き取りを行い、ウェブサイトで理解を求めるよう返答を掲載しました。

今回の名古屋市の投稿も、似たようなクレームが寄せられたためかもしれません。

投稿に対し、多くの人から意見が寄せられています。

・毎日、暑い中お疲れさまです!気にせず、コンビニに寄って飲んでください!

・仕事に必要なことをしているだけじゃないですか。クレーマーは無視してください。

・これをダメっていう人は、救急隊員の命を奪う気かと思います。

・声だけ大きい一部の人は放っておいて、どうか遠慮なく水分補給をなさってください。

・こんなことをいわなきゃならない世の中なんて…。

いつ出動要請が来ても対応できるよう、24時間体制で待機している救急隊員たち。多忙なうえ、人命にかかわる重要な仕事です。

だからこそ、いざという時にしっかりと動けるよう、しっかりと自分の体調を管理しなくてはいけません。

人の命を助ける救急隊員が倒れてしまったら、誰が病人を助けるのでしょうか。

明らかにおかしいクレームを聞き入れるのではなく、はっきりと拒否する社会になることで、多くの人が暮らしやすくなるはずです。

何より、人を思いやる気持ちと感謝の気持ちを忘れずにいたいですね。


[文・構成/grape編集部]

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出典
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