夫が子どもに教えた「疲れたはダメ」 体調不良の正しい伝えかたにハッとした
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夏の時期、気を付けたい熱中症。
特に子どもは体温調節機能が未熟なため、熱が体内にこもりやすく、大人よりも熱中症になりやすいといわれています。
屋外での活動中はもちろん、教室や体育館など風通しの悪い室内でも発症することがあり、子どもが自分で「おかしい」と気づいた時にはすでに症状が進んでいるケースも少なくありません。
2018年7月には、愛知県豊田市で校外学習から戻った小学1年の男子児童が熱中症で死亡するという事故が発生。
亡くなった児童は、担任教諭に何度か『疲れ』を訴えていたそうですが、深刻な体調不良だと気付かれなかったため、応急処置が遅れてしまいました。
この出来事は、「子どもが発するサインをどう受け取るか」という問題を、多くの親や教育関係者に改めて突きつけるものでした。子どもの言葉の選びかた次第で、周囲の大人の反応は大きく変わるからです。
「体調が悪い」と伝えたい時は
2人の息子を子育て中のワーママはる(@wa_mamaharu)さん。夫の発した言葉をTwitterに投稿したところ、反響を呼んでいます。
投稿者さんの夫は、子どもに「体調が悪い時の伝えかた」について次のように話しました。
熱中症かもしれないから、体調が悪い時は「疲れた」はダメ。「気持ち悪い」といいなさい。
「疲れた」だけだと「頑張れ」で終わってしまう。
「疲れた」と「気持ち悪い」で大人の反応はこんなに違う
「疲れた」という言葉は、運動や勉強の後にも日常的に使われる表現です。そのため、大人が聞いても「少し休めば大丈夫だろう」と受け流してしまいがちです。
一方、「気持ち悪い」という言葉には、体の内側に異変が起きているという具体的なサインが含まれています。この一言があるだけで、周囲の大人は「もしかして熱中症では」と危機感を持って対応できるのです。
幼い子どもは体調が悪くても、うまく言葉で伝えられない場合もあります。
だからこそ、日ごろから「こう言えば助けてもらえる」という具体的な言葉を教えておくことが、子ども自身を守る手段になります。
大人が熱中症について正しく理解するだけでなく、子どもに体調の伝えかたを日ごろから教えておくのも、とても大切なことですね。
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こちらの投稿を読んだ人からは、たくさんのコメントが寄せられました。
・とても大事なこと。うちの子どもたちにも伝えました。
・周囲の大人も、常に熱中症を疑って聞き取りが上手にできるよう訓練したほうがいい。もちろん初期の対処法も。
・子どもの「疲れた」は行動不能1歩手前。あと、気温が高い日に子どもが「眠い」を連発するのも危険。
・「疲れた」だと「頑張れ」で終わる世の中も、おかしいと思う。
「眠い」という訴えも見逃せないという声は、多くの保護者に届いたようです。子どもが発する言葉のひとつひとつに、体からのSOSが隠れている場合があるのです。
熱中症は命に関わります。ですが、体調不良を周囲に伝えるのを遠慮してしまう人も少なくありません。もし誰かが『疲れ』を訴えた時は、楽観視せずにすぐに涼しい場所で休ませましょう。
また、自分自身や周囲の人のためにも、いざという時の応急処置を学んでおくことも必要ですね。
[文・構成/grape編集部]