上司「エアコンの設定温度を下げすぎだ!28度にしなさい」それ、勘違いらしいよ
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うだるような暑さの続く、日本の夏。
30℃を超える真夏日が続き、汗を流しながら歩くサラリーマンの姿を毎日のように見かけます。
※写真はイメージ
2005年からはクールビズが導入されたため、真夏にジャケットを着て仕事をしなければならない環境は減りつつあります。
クールビズ
環境省を中心に行われる衣服の軽装化キャンペーン。ノーネクタイ、ノージャケットのほか、半袖シャツを推奨することで快適に仕事ができる環境を整える。
※写真はイメージ
ところが、消防庁の発表によると、2017年だけで7月までに熱中症で救急搬送された人は約3万人。そのうち約6割が職場や自宅などにいて熱中症になってしまったというのです。
なぜこんなことが起こってしまったのか…それは勘違い!
環境省は「COOL CHOICE」というウェブページで、室温について次のように推奨しています。
しかし、実際には多くの会社員が次のように勘違いをしていたことが判明します。
勘違い「エアコンの設定温度を28℃にする!」
本来であれば、28℃にすべきは設定温度ではなく室温です。
エアコンの機種や部屋の大きさなど、さまざまな条件によって異なりますが、室温を28℃に保つためには、エアコンの設定温度をさらに下げなければいけない可能性もあります。
しかし、多くの人が「28℃にすべきは設定温度」と勘違いをした結果、オフィスで熱中症になる人が出てしまっているのです。
この事実が報道されると、Twitterには多くのコメントが寄せられます。
せっかくクールビズを導入しても、勘違いで社員が熱中症になってしまっては本末転倒です。
28℃にすべきは設定温度ではなく室温!
正しい知識を身に着け、しっかりと対策をして暑い夏を乗り切りたいですね。
[文・構成/grape編集部]