『置き配』で残された不在票に? 配達員とのやり取りに心打たれる
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鬼滅・黒死牟のコスプレメイク中に、配達員が「ピンポーン!」→女性「この顔で出ないとダメなの?」まさかのオチが…あまからっきょぅ(@rakkyo_tx)さんは宅配便を利用するユーザーの1人です。 ある日、頼んでいた荷物を配達員が届けてくれたのですが、タイミングがかなり悪かったといいます。

「これは仕方がない」「無理だな」 配達員が困った理由にネット同情数々の発明をSNSで発信している、カズヤシバタ(@seevua)さんは、配達員から「インターホンが押せない」と連絡を受けたといいます。 何事かと廊下に出ると、とある虫がインターホンにいたといい…。
私たちの生活は、たくさんの働く人の協力のもと、成り立っています。
たとえば、知人からの荷物や通販で購入した品物を自宅まで届けてくれる、配達員。どんなに大きな荷物でも、汗水を流しながら運んでくれる彼らは、縁の下の力持ちといえるでしょう。
インターネットが発達し、数多くの通販サイトが存在する現代社会で、きっと誰もが配達員の世話になった経験があるはずです。
配達員への『熱中症対策のアメ』を設置したら…
2023年の夏、台東区議会議員である高橋えりか(@erika_taitou)さんは、配達員への感謝を込めてある工夫を施しました。
それは、『置き配』の指定場所に、熱中症対策のアメを設置すること。
『酷暑』という言葉がピッタリな日本の夏。毎年、多くの人が熱中症で救急搬送されています。
炎天下でたくさんの荷物を持って駆けまわる配達員は、たくさん汗をかいているはず。また、クーラーの効いた車中にいても、熱中症になる可能性はゼロではありません。
高橋さんは、「暑い中お疲れ様です。熱中症対策にどうぞ!」と書いたメモとともに、こうして配達員が自由にとれる『アメ置き場』を作ったのでした。
そんなある日、高橋さんは荷物とともに残された不在票を見て、笑顔になったといいます。なぜならば、そこには配達員からの返事がつづられていたのですから…!
「1ついただきました。ありがとうございます!」
不在票に書かれていたのは、アメをもらった配達員からの感謝のメッセージでした。
きっと、高橋さんの心遣いが嬉しく、配達員はどうしても感謝の言葉を伝えたくなったのでしょう。
お互いの「ありがとう」という想いから生じた、心温まるエピソード。仕事へのリスペクトや、人と人とのコミュニケーションは、よりよい社会を築く上で何よりも大切なのだと再認識させられますね。
[文・構成/grape編集部]